人新世の「資本論」 の読書会ページ
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人新世の「資本論」 著者:斎藤 幸平 出版社:集英社 (2020年09月17日頃) ISBN-10:4087211355 ISBN-13:9784087211351
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P.70の気になるフレーズ
資本主義は、コストカットのために、労働生産性を上げようとする。労働生産性が上がれば、より少ない人数で今までと同じ量の生産物を作ることができる。その場合、経済規模が同じままなら、失業者が生まれてしまう。だが、資本主義のもとでは、失業者たちは生活していくことができないし、失業率が高いことを、政治家たちは嫌う。そのため、雇用を守るために、絶えず、経済規模を拡張していくよう強い圧力がかかる。こうして、生産性を上げると、経済規模を拡大せざるを得なくなる。これが「生産性の罠」である。
総コメント数:1 投稿日時:2022-03-05 04:59:30
気になるフレーズへのコメント
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失業者たちは生活していくことができない ここがポイントのような気がします。 投稿者:goodbook 投稿日時:2022-03-05 04:59:30 |