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パルムの僧院 下巻 の読書会ページ

パルムの僧院 下巻(9784102008027)

パルムの僧院 下巻

著者:Stendhal,1783-1842 大岡,昇平,1909-1988

出版社:新潮社 (200507)

ISBN-10:4102008020

ISBN-13:9784102008027

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P.12の気になるフレーズ

「わたくしが永久に殿下のお国を去るのは、わたくしの甥やその他の人に死刑を宣告した、検察長官その他の汚らわしい人殺しどものことを、ききたくないからでございます。あざむかれておられぬときは丁重で才知もおありあそばす君主のおそばで、わたくしが過す最後のときを悲しいものにしない思召しでございましたら、どうぞあんな千エキュか勲章のために身を売る汚らわしい判事のことを、思い出させないようにしていただきたいものでございます」

総コメント数:5 投稿日時:2018-07-12 13:45:46

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気になるフレーズへのコメント

1

強い女性

社会的な立場は同時代の日本のそれと然程変わらないように思うのに、時には自己主張をし、時には自らの魅力も総動員して不利な立場なりに戦う生き生きとした女性たちの姿。私が海外の古典文学に魅力を感じる理由の一つです。

投稿者:kukka55 投稿日時:2018-07-12 13:45:46

2

女性は強い

そうですね。
ホーソーン「緋文字」のへスター・プリンもそんな感じでした。
でも、小説に出てくるような女性だけではなく、
一般的にここ一番では「女性の方が強い」と常々感じています。

投稿者:goodbook 投稿日時:2018-07-13 06:17:15

3

確かにそうかも。私は女性なので自覚はないんですが…
それにしても特にフランス文学(これは舞台がイタリアですが)に出てくる女性って同じくらいの年代の江戸時代とか明治・大正時代の日本女性のイメージとはかなり差がある感じします。

投稿者:kukka55 投稿日時:2018-07-15 19:34:25

4

日本女性のやり方

文学とかで語られないだけで、
やはり日本の女性も自己主張したり、戦ったりしてきたと思いますが、
たしかに、そのやり方はフランスの女性とは違っていたかもしれませんね。
海外文学の女性が「動」なら、日本の女性は「静」といった感じでしょうか。

投稿者:goodbook 投稿日時:2018-07-16 06:32:05

5

そうなんです

時代がだいぶ新しくなっちゃうんですが『細雪』とか『それから』とかねっそりしてるのに、自分の希望を通すっていうイメージです。どちらにしろ恐ろしいですね…

投稿者:kukka55 投稿日時:2018-07-16 12:28:39