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デイヴィッド・コパフィールド 1 の読書会ページ

デイヴィッド・コパフィールド 1(9784102030103)

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デイヴィッド・コパフィールド 1

著者:チャールズ・ディケンズ

出版社:新潮社 (2006年09月)

ISBN-10:4102030107

ISBN-13:9784102030103

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P.25 の気になるフレーズ

「赤ん坊ですよ、あの娘はどうかって訊いているんじゃないの?」
「これは、これは、奥様」先生は答えた。「わたしはまた、もうご存じのこととばかり思ってましたもんで。お坊っちゃまでございますよ」
伯母は、何にも言わなかった。そして帽子の紐をつかんで、手に取ると、まるであの石投器でも扱うように、キッと先生の顔に狙いをつけたかと思うと、そのまま、つと横っちょにかぶって出て行ったが、それっきり二度と帰ってこなかった。

総コメント数:1 投稿日時:2020-07-05 07:35:30

P.139 の気になるフレーズ

「すみません、先生。でも、ぼく、犬を探してたんです」
「犬? どんな犬だね?」
「犬じゃないんですか、先生?」
「何の犬だね?」
「だって、御用心、嚙みつきます、とあるじゃありませんか」
「ああ、コパ―フィールド、それはね、犬じゃない」先生は、大真面目な顔をして言う。「子供だよ。実はね、コパ―フィールド、この札を君の背中にぶら下げるように、言いつけられているのだ。初めからこんなことで、きみにはほんとに気の毒だと思うんだがね、どうも命令なんだから仕方がない」

総コメント数:1 投稿日時:2020-07-10 06:31:15

P.144 の気になるフレーズ

しばらくすると、長柄ぞうきんは、教室の中へも入り込んできて、メル先生と私とを追い出してしまったからである。それから二、三日間というもの、私たちは、やっと暮らせるところを見つけ出しては暮し、まあなんとか、やっていったのであるが、その間、いままでほとんど見かけたことのない、二、三人の若い女に、しょっちゅうぶつかった。

総コメント数:1 投稿日時:2020-07-12 12:18:11

P.216 の気になるフレーズ

私が馬車に乗り込んで、ふと気がつくと、母の呼んでいる声がする。顔を出してみると、母は、庭の門に立って、両手で赤ん坊を差上げて、私に見せようというらしい。寒い、穏やかな朝だった。母は、赤ん坊を差上げたまま、一心に私を見送っていたが、その髪の毛一筋、そしてまた服の襞一つ、そよとも動かないのだ。
こうして、私は母を失ってしまった。

総コメント数:1 投稿日時:2020-07-14 06:38:53

P.219 の気になるフレーズ

私とミセス・クリークルとの間に、急に一抹の霞がかかったようになり、一瞬彼女の姿が、その中で動いて見えた。と、たちまち、焼けつくような涙が、私の頰をつたって流れるのを感じた。

総コメント数:1 投稿日時:2020-07-16 05:51:19

P.224 の気になるフレーズ

「そういった流行のおかげでね、大きな損をすることも、随分よくありましてな。でも、流行なんてもんんは、人間と同じでさ。なぜ、いつ、どうして始まるのか、なんてことは、誰にもわかるもんじゃねえ。しかも、廃りがこれまた同じでね。まあ、私の考えだが、そんなふうに考えていきゃ、万事すべて人間の生命と同じこっでごぜえますよ、ね」

総コメント数:1 投稿日時:2020-07-16 05:59:49

P.248 の気になるフレーズ

「結婚っていうと――やっぱり、相手はバーキスさんなんだね?」
「ええ」

総コメント数:1 投稿日時:2020-07-17 06:22:42

P.256 の気になるフレーズ

一ばん楽しかったのは、彼女が、門口のところで、静かに針仕事をしており、私は、その足もとで、木の段に坐って、本を読んでやっているときだった。

総コメント数:1 投稿日時:2020-07-19 17:19:20

P.269 の気になるフレーズ

言われて、クィニオン先生は、手を放してくれたので、私は、大急ぎで家に帰った。

総コメント数:1 投稿日時:2020-07-19 17:23:41

P.327 の気になるフレーズ

その晩もベットは、また乾草堆だったが、豆の出た足を、小川で洗い、冷たい葉っぱで、できるだけ丁寧に包むと、あとは、気持よく眠れた。翌朝また歩き出してみて、わかったのだが、あたりは、どこまでも続くホップ畑と果樹園だった。もう秋も深まっていたせいか、果樹園の林檎は真っ赤に熟れており、ところどころでは、すでにホップ摘みが始まっていた。すべたが何とも言えず美しく、今夜は、ぜひともホップの中で寝てやろうと決心した。

総コメント数:1 投稿日時:2020-07-20 06:31:13

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