僕の名はアラム の読書会ページ
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僕の名はアラム 著者:ウィリアム・サローヤン/柴田元幸 出版社:新潮社 (2016年03月29日頃) ISBN-10:4102031065 ISBN-13:9784102031063
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P.119の気になるフレーズ
だって、学校中で一番賢い子供なんですよ、と母親は言った。
爺さまは身を起こして言った。十一歳の子供が五百人いる学校で一番賢いなんて話を聞いたら、相手にしないことだ。いったい全体、何について賢いというんだ?十一じゃないのか?賢いって何だ?子供にそんな情けないうぬぼれを背負わせたいと思う人間がどこにいる?お前はろくでもない母親だと言わざるをえん。哀れな子供を家から追い出して原っぱに行かせろ。いとこたちと一緒に泳ぎに行かせろ。可哀想に、あの子は笑い方さえ知らないじゃないか。それがお前ときたらのこのこやって来て、うちの子は賢いんですなどと言いよって。さあ、帰れ。
総コメント数:1 投稿日時:2016-06-05 06:46:32
気になるフレーズへのコメント
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爺さまの愛情
口調は厳しいですが、爺さまの子供達に対する愛情を感じるフレーズです。 投稿者:goodbook 投稿日時:2016-06-05 06:46:32 |