自宅で参加できる読書会
NO. 00023638 DATE 2024 04 27

アンナ・カレーニナ 下 の読書会ページ

アンナ・カレーニナ 下(9784102060032)

楽天へのリンク

アンナ・カレーニナ 下

著者:トルストイ

出版社:新潮社 (2012年10月)

ISBN-10:4102060030

ISBN-13:9784102060032

意見、感想、コメントなど

投稿一覧に戻る

P.366の気になるフレーズ

ヴォルクーエフはその画家のリアリズムを非難して、それは粗雑きわまるものだといった。リョーヴィンはそれに対して、フランス人はどの国民よりも芸術における様式性を追求したので、彼らはリアリズムへの復帰に特別の功績を認めているのだ、彼らはもはやうそをつかぬという点に詩的なものを感じているのだ、といった。

総コメント数:2 投稿日時:2017-11-09 11:55:44

この気になるフレーズへのコメントを書き込む

気になるフレーズへのコメント

1

リョーヴィンはトルストイの分身的な存在だと考えられているそうです。

フランスの芸術に対するトルストイ自身の考え方の一端を窺うことが出来て面白いです。そして、すごく的を射ているように思います。この会話に対するアンナの反応もすごく興味深いのでアップします。

投稿者:kukka55 投稿日時:2017-11-09 11:55:44

2

トルストイも普通の人間?

「リョーヴィンはトルストイの分身的な存在」と考えれらているんですね。
この小説の中で、リョーヴィンは一番人間的な存在、共感できる存在に感じます。
つまり、トルストイも、特別な人物ではなく、
むしろ普通の人に近かったのかもしれませんね。

投稿者:goodbook 投稿日時:2017-12-12 06:50:57