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NO. 00022486 DATE 2024 04 18

ヒトごろし の読書会ページ

ヒトごろし(9784103396123)

ヒトごろし

著者:京極,夏彦,1963-

出版社:新潮社 (201801)

ISBN-10:4103396121

ISBN-13:9784103396123

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気になるフレーズの投稿一覧

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P.26 の気になるフレーズ

記憶では、十か十一くらいの頃のことである。
末弟だった歳三は、江戸の商家に奉公に出ることになっていた。実家は人手が足りていた。だが、結局歳三は奉公には行かなかった。実際に奉公に出たのは、その三四年後のことである。
働くのが厭だったというわけではなく、意味が判っていなかったからだ。

総コメント数:1 投稿日時:2018-09-25 05:59:10

P.41 の気になるフレーズ

出稽古に来ていたのは近藤周助という人で、流派は天然理心流と謂った。

総コメント数:1 投稿日時:2018-09-25 06:07:09

P.50 の気になるフレーズ

勝太は近藤周助の実家である嶋崎家に養子に入るのだという。

総コメント数:1 投稿日時:2018-09-26 05:25:58

P.111 の気になるフレーズ

筋張っていて、痩せていて、貧相な子供だ。常にあまり大きくない眼を剝いて、周囲の様子ばかりを窺っている。小賢しいというか、隙のない分みっともない。

総コメント数:1 投稿日時:2018-09-27 05:49:37

P.151 の気になるフレーズ

「でもな歳三。俺が目明きだったらどうだ。俺は我慢出来たか。己が自分を騙くらかして心静かに暮らせていたか」

総コメント数:1 投稿日時:2018-09-27 05:56:40

P.180 の気になるフレーズ

「お前さんは、何処かに行きたいのだろう。なら行くがいいさ。為たいことを為ろ。私は後を押すよ」
「後を押すだと」
「ああ」
「何をしようとしてもかい」
何をしてもさと義兄は答えた。
「悪さするぜ」
「尻ィ拭うよ」

総コメント数:1 投稿日時:2018-09-27 06:04:59

P.263 の気になるフレーズ

こんなくだらない世の中、苦労して辛抱して生きたって、疲れるだけさ。

総コメント数:1 投稿日時:2018-09-29 05:22:30

P.309 の気になるフレーズ

「あんたの好きにしろよ」
歳三は。
そう言って。
そこで突然、考えを改めた。
そして、決めた。考えることではないのだ。決めることだ。

総コメント数:1 投稿日時:2018-09-29 05:29:52

P.376 の気になるフレーズ

「残念だが、薬は持って来なかったもんでな。山口だったな」
「今は名を変え――斎藤を名乗っている。追われる身だからな」
「斎藤一か」

総コメント数:1 投稿日時:2018-09-29 05:36:56

P.381 の気になるフレーズ

「こいつを差しているってことは、人を斬るぞと言っているようなものだし、同時に斬られても仕方がねえということよ。俺はそう心得ているがな」

総コメント数:1 投稿日時:2018-09-29 06:02:53

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