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NO. 00001246 DATE 2019 07 16

吃音 の読書会ページ

吃音(9784103522614)

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吃音

著者:近藤 雄生

出版社:新潮社 (2019年01月31日)

ISBN-10:4103522615

ISBN-13:9784103522614

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P.2 の気になるフレーズ

毎朝出欠をとるときに、「はい」という返事がどうしてもできない。なんとか言葉を絞り出そうとしても声にはならず、息苦しさばかりが増していく。「は、は、は……」。口元は硬直したまま、気持ちは焦り、ただ身体だけが意志に反してもがくように動く。その姿を不思議そうに見つめる周囲の視線に、強い羞恥心や劣等感がこみ上げる。クラスメートはそんな高橋に対して、時に、「高橋はいませ~ん」などとからかうのだった。

総コメント数:1 投稿日時:2019-03-30 07:34:38

P.19 の気になるフレーズ

ひと言で吃音と言っても、症状は多様だ。大きくは三種に分けられる。「ぼ、ぼ、ぼ、ぼく」のように繰り返す「連発」、「ぼーーくは」と伸ばす「伸発」、「……(ぼ)くは」と出だしなどの音が出ない「難発」。連発が一番吃音と認識されやすいものの、連発から伸発、さらに難発へと症状が進んでいくケースが多く、一般には、難発がもっとも進行した状態だとされる。

総コメント数:1 投稿日時:2019-04-01 05:09:03

P.29 の気になるフレーズ

「放送前、放送、され、るのが、怖くなって、しまい、ました。自分、の吃音のことは、いいんです。でも、自分、の、過去については、会、社の、人に、話し、た、ことも、なかった、し、あまり、知られ、たくは、なかっ、たんです。だ、だから、番組のあと、会社に、行き、づらく、なった、っていう、ことは、あり、ました」

総コメント数:1 投稿日時:2019-04-01 05:17:43

P.30 の気になるフレーズ

高橋が小学生だった八〇~九〇年代、世間の吃音への理解は、現在とは全く違った。彼の記憶にある教員の一人は、場数を踏めば良くなるはずだと、授業中も高橋にできるだけ発言するように促した。良かれと思ってやったのだろうと高橋は考えているが、実際は逆効果で、ますます学校に行くのが辛くなった。

総コメント数:1 投稿日時:2019-04-01 05:25:06

P.59 の気になるフレーズ

二〇一三年一二月二日
《今から職業訓練の受講指示の説明会。さきほど受付で軽くコントロールする話し方を用いたら、自分の名前と受講する訓練科名をスムーズに言えた。後ろに人が並んでなかったのと、書類に書いてある事を読み上げただけなので、比較的話しやすい状況ではあったけど、これは自分の中では凄い事だった》

総コメント数:1 投稿日時:2019-04-02 05:20:56

P.87 の気になるフレーズ

「たとえば小児の患者さんの場合、親御さんとしては、この先生も、言葉の問題を抱えているから、我が子の気持ちや、状況をわかってくれる、と思うより、吃音のある先生に、任せて大丈夫なのか? と思う方が、自然なんじゃないでしょうか」

総コメント数:1 投稿日時:2019-04-04 06:29:58

P.88 の気になるフレーズ

問題の大きな部分は、まさに「スムーズに言葉を発せない“だけ”に見える」ことにあるともいえる。

総コメント数:1 投稿日時:2019-04-04 06:34:36

P.89 の気になるフレーズ

吃音のない知人の一人は、吃音者と接する状況についてこう話す。
「そのままじっと待っているのがいいのか、それとも言おうとしている言葉を推測してこちらから言った方がいいのか。吃音のある人が会話の中で言葉が出ずにいて沈黙が続いたとき、どう振る舞ったらいいのかがわからないのです」

総コメント数:1 投稿日時:2019-04-04 06:40:31

P.103 の気になるフレーズ

まだ新人だった看護師の突然の死。その原因に吃音が関係しているということ。どもるというのは、ただ少し不便なぐらいの問題ではなかったのか。生死に関わるほどのことだったのか、と。

総コメント数:1 投稿日時:2019-04-05 05:44:00

P.145 の気になるフレーズ

しかし、こんなことが会社で通用するのだろうか。普段は一見問題なく話せているように装えたので、「電話はできません」と言ったところで、「いったい、何を言っているんだ」と一蹴されるに違いない。理解してもらうのはおそらく難しいだろう。

総コメント数:1 投稿日時:2019-04-06 06:49:17

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