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あの素晴らしき七年 の読書会ページ

あの素晴らしき七年(9784105901264)

あの素晴らしき七年

著者:Kerrett,Etgar,1967- 秋元,孝文,1970-

出版社:新潮社 (201604)

ISBN-10:4105901265

ISBN-13:9784105901264

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P.26の気になるフレーズ

自分の本を出すようになるまでは、買った本をプレゼントするときにだけ献辞を書いたものだ。それがある日から突然、本を買ってくれた、一度も会ったことのない他人のために献辞を書くことになっていた。(中略)そこで、まさに十八年前、僕が初めて参加したブック・ウィークの最後の夜に、ぼくは自分だけのジャンルを編み出した。それが「虚構の献辞」だった。(中略)
「ダニー、リタニ川でぼくの命を救ってくれたきみへ あのとき止血帯で縛ってくれなかったら、ぼくもこの本も存在していないだろう」

総コメント数:2 投稿日時:2018-07-29 14:04:34

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気になるフレーズへのコメント

1

すてきな献辞

こんなおちゃめな作家さんもいるんですね。すてき。

投稿者:kukka55 投稿日時:2018-07-29 14:04:34

2

気の利いた献辞を書きたい!

kukka55さんが紹介してくれたこの本、
自分も気になったので、読み始めました。
まだ、少ししか読んでいないのですが、面白いですね。

著者は献辞を色々考えるんだけど、結局は「ご多幸を」になってしまう
と書いています。これ、わかります。
「ご多幸を」なんてありきたりな言葉は書きたくないと思って、
色々思案するんですけど、結局はお決まりの文句、無難な文句に落ち着く。

ただ、その思案の過程を実際に文字にしてみると、
結構面白いんだなと思いました。
思い切って、こういう献辞を書いてみるのもいいかも。

投稿者:goodbook 投稿日時:2018-07-31 05:34:33