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変わったタイプ 著者:トム・ハンクス/小川 高義 出版社:新潮社 (2018年08月24日頃) ISBN-10:4105901516 ISBN-13:9784105901516
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意見、感想、コメントなど
P.54の気になるフレーズ
「指先でミルクが冷たくなるっていうのは──」デルが、やわらかな肌の額にかかる前髪を撫で上げて、ささやいた。「とっさに、よく思いついたわね」
「簡単だよ。魔法使いみたいな人ってことだから」
「そのうちコニーにも同じことを言ってあげないと」
「そうだよ。ぼくの仕事になった」
ヴァージルが二階から下りて、「パパの椅子」に坐った。ラテン語の歌詞によるキャロルが、ビング·クロスビーの口を通して、やさしく歌い出されている。
「ねぇ、ラジオって、なんで鳴るの?」ディヴィーが知りたがった。
十時十五分。ディヴィーは、いままで一番のクリスマスだったかも、と言いながら寝室へ引き上げていった。
総コメント数:1 投稿日時:2020-04-02 19:00:31
気になるフレーズへのコメント
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お兄ちゃんのクリスマス ちょっと長いんですけど、なんか削れなくて。お父さんのヴァージルは戦争で怪我をして片足が義足っていうことを考え合わせると、この幸せな情景が更にかけがえのないものに感じられます。 投稿者:kukka55 投稿日時:2020-04-02 19:00:31 |