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アーダ〔新訳版〕 上(9784152097101)

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アーダ〔新訳版〕 上

著者:ウラジーミル・ナボコフ/若島 正

出版社:早川書房 (2017年09月21日頃)

ISBN-10:4152097108

ISBN-13:9784152097101

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P.33の気になるフレーズ

 以上の様な事柄を、本書の再読者に対して控え目な語り手がわざわざ念押ししておかねばならないのは、一八六九年(驚異の年では決してない)の四月(私が大好きな月)、聖ジョージの祭日に(ラヴィエール女史の涙もろい回想記によれば)、ディーモン・ヴィーンが恨みと哀れみ(そんなに珍しくはない組み合わせ)からアクワ・ドゥルマノフと結婚したからである。

総コメント数:3 投稿日時:2018-03-07 13:26:19

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気になるフレーズへのコメント

1

恨みと哀れみ

ずっとこんな調子で書かれているのと、人物の相関図がややこしすぎて読み進めるのが大変だったのですが、慣れて来ました。「恨みと哀れみ」ってそんなに珍しくはない組み合わせなのでしょうか?
まだ私は、このフレーズが胸にストンと来るような経験はしていない気がします。

投稿者:kukka55 投稿日時:2018-03-07 13:26:19

2

恨みと哀れみの例

恨みと哀れみの組み合わせを考えてみました。
例えば、万引きをされた店の店主が、万引き犯に恨みを抱いたけれども、
万引き犯が不幸な生い立ちでやむにやまれず、万引きをしたとわかったとき。
どうでしょうか。

投稿者:goodbook 投稿日時:2018-03-08 05:32:20

3

なるほど

そんな具体的な例は思いつかなかったです。コメントを読んで、確かにそんなに珍しくないのかなって思いました。私はおぼろげながら寂しさからの不倫とか親の介護とか…?って思ってました。

投稿者:kukka55 投稿日時:2018-03-08 13:19:45