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アーダ〔新訳版〕 下 の読書会ページ

アーダ〔新訳版〕 下(9784152097118)

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アーダ〔新訳版〕 下

著者:ウラジーミル・ナボコフ/若島 正

出版社:早川書房 (2017年09月21日頃)

ISBN-10:4152097116

ISBN-13:9784152097118

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P.293の気になるフレーズ

彼は彼女を見送った――そして、まるで硝子管に入ったデカルトの浮沈子のように、まるで直立不動の姿勢を取っている時間の亡霊のように、寒々とした五階の部屋へと上がっていった。この十七年という惨めな年月を、もし一緒に暮らしていたとすれば、ショックや恥ずかしさを味わうこともなかっただろう。二人の加齢は緩やかな調整となり、時間そのもののように知覚することもできなかっただろう。

総コメント数:1 投稿日時:2018-04-03 11:39:01

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気になるフレーズへのコメント

1

時間を変えたもの、それでも変わらなかったもの

ナボコフの考えで言えば、「時間が変えた」ではなく「時間を変えた」の方が良いのかなと思いました。

投稿者:kukka55 投稿日時:2018-04-03 11:39:01