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火村英生に捧げる犯罪 の読書会ページ

火村英生に捧げる犯罪(9784163274508)

火村英生に捧げる犯罪

著者:有栖川,有栖,1959-

出版社:文藝春秋 (200809)

ISBN-10:4163274502

ISBN-13:9784163274508

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P.19 の気になるフレーズ

「お前の書く推理小説なら、どういう屁理屈がついてくるんだ?」
三秒間、考えた。

総コメント数:1 投稿日時:2017-06-03 11:00:47

P.27 の気になるフレーズ

「右利きの人間が缶ビールを飲もうとしたら、まず左手に缶を持って、右手でプルタブを持ち上げるだろう」
「……ああ、そうか」

総コメント数:1 投稿日時:2019-09-26 06:10:42

P.49 の気になるフレーズ

「今日はまだ一杯も飲んでない」
譫言のように火村が呟き、コーヒーの自販機へと向かった。ここにくる前に軽く夕食をとったが、彼にはまだ欠けているものがあったのだ。私も付き合ってやろう。

総コメント数:1 投稿日時:2017-06-03 11:05:32

P.50 の気になるフレーズ

「ほのとおり」
くわえ煙草の火村だった。
「『ほのとおり』って何や。そのとおり、と言いたいんか?」

総コメント数:2 投稿日時:2017-06-03 11:08:39

P.60 の気になるフレーズ

「そちらの有栖川さん、いかがですか?推理作家ならトリックを考えるのはご専門でしょう。犯人が消えた謎を見事に解いていただけませんかね」
 作家は生真面目に「無理でした」と答える。そんな馬鹿な話があるか。本職の推理作家なら、屁理屈で飛行機でも通天閣でも消してみろ、と叱りたくなる。

総コメント数:2 投稿日時:2017-06-03 11:17:20

P.84 の気になるフレーズ

「あまり推理小説を読まないんですね」
「お菓子屋の子供は、むやみにお菓子を欲しがらないもんでしょう」

総コメント数:1 投稿日時:2019-09-26 06:20:29

P.150 の気になるフレーズ

「火村さん、またスリッパ間違うてますえ。うっかりしたはるわ。そんなに私とペアにするのがお好きなんかしら」
「あれ、またやってました?」
火村は頭を掻く。
ペア?
私は婆ちゃんの足許を見る。右がグレー、左が茶色のスリッパを履いていた。

総コメント数:1 投稿日時:2017-06-04 09:16:30

P.172 の気になるフレーズ

「有栖川さんが暗号を解いたこと、あったか?」
心優しい森下は断定を避け、「記憶にありません」と答えた。

総コメント数:1 投稿日時:2017-06-04 09:20:21

P.177 の気になるフレーズ

「六時に京都駅の中央口で待ち合わせ、食事をすませてから京阪電車で移動しました。(後略)」

総コメント数:1 投稿日時:2019-09-26 06:35:49

P.213 の気になるフレーズ

「ああ、それで新しい携帯に知り合いのメールアドレスも電話番号も登録されていなかったわけですか」
 それはいいとしてーあまりにも不用意である。今度生まれ変わったら、徳永繁巳は考え直すべきだ。人間は殺されることもあるのだから、いついかなる時もダイイングメッセージが書けるように準備しておかなくては。

総コメント数:2 投稿日時:2017-06-04 09:26:01

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