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あらすじで読むジェイン・オースティンの小説 : 『ノーサンガー・アベイ』『分別と多感』『高慢と偏見』『エマ』『説得』その他 の読書会ページ

あらすじで読むジェイン・オースティンの小説 : 『ノーサンガー・アベイ』『分別と多感』『高慢と偏見』『エマ』『説得』その他(9784271210153)

あらすじで読むジェイン・オースティンの小説 : 『ノーサンガー・アベイ』『分別と多感』『高慢と偏見』『エマ』『説得』その他

著者:内田,能嗣,1934- 惣谷,美智子

出版社:大阪教育図書 (201207)

ISBN-10:4271210153

ISBN-13:9784271210153

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P.116 の気になるフレーズ

オースティン夫人は赤ちゃんが生まれると三か月頃になるまでは自分の手で育て、そのあとは村人に子どもをあずけて育児をまかせた。そして子どもが二、三歳頃になると再び自宅に呼び戻して育てた。

総コメント数:1 投稿日時:2018-08-17 08:12:02

P.119 の気になるフレーズ

悲しい恋の経験はジェインをより一層成長させ、彼女の恋愛描写に深みを与えるものとなった。

総コメント数:5 投稿日時:2018-08-17 08:06:31

P.130 の気になるフレーズ

当時の「洒落男」の代表格に、ジョージ・ブラメルという男がいた。ブラメルは体にぴったり合ったサイズの服を五時間かけて着こなし、シャンパンでブーツを磨いたと伝えられるほど、身だしなみに莫大な時間とお金をかけていたらしい。

総コメント数:1 投稿日時:2018-08-17 08:18:49

P.145 の気になるフレーズ

ジェインは一八〇二年頃に『スーザン』を完成し、一八〇三年ロンドンのクロスビー・アンド・カンパニー写に一〇ポンドで売ることに成功したが、その後作品が出版されることはなかった。そこで、ジェインは「アシュトン・デニス夫人」という偽名を使って、出版を催促する手紙を書いた。一八〇九年四月五日のことである。この偽名によってジェインは、自分の腹立ちを相手に送りつけることにも成功した。彼女は、自分の手紙の署名に、「ミセス・アシュトン・デニス」を省略して、「M・A・D」(「激怒している」)と記したが、この偽名の意図はまさにそこにあったと思われる。

総コメント数:1 投稿日時:2018-08-18 09:21:46

P.155 の気になるフレーズ

小説家には限られた個人の経験よりも「想像力」が大切であると彼女は主張したのである。

総コメント数:1 投稿日時:2018-08-19 06:36:02

P.160 の気になるフレーズ

一八三七年、シャーロットはロバート・サウジーに詩を送って文学で成功できる可能性を問うたが、彼の返答は「文学は女性の一生の仕事にはなり得ず、またそうなってはならない」という厳しいものであった。

総コメント数:1 投稿日時:2018-08-19 06:40:34

P.212 の気になるフレーズ

ジェイン・オースティンの小説はどのように読めばよいのかという問いに対して、このように読めばよいという正解はない。特定の批評的立場にこだわったり、客観性や実証性を過度に求めたりすることは、作品を読む愉しみを損なうことになろう。結局、明らかに間違った読み方は別として、各人の関心や経験に応じて、好きなように読めばよいということになる。

総コメント数:1 投稿日時:2018-08-21 05:18:13

P.232 の気になるフレーズ

「人生は、感じる人間にとっては、悲劇だが、考える人間にとっては、喜劇である」

総コメント数:3 投稿日時:2018-08-21 05:26:05