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逆さに吊るされた男　の読書会ページ

逆さに吊るされた男(9784309024820)

逆さに吊るされた男

著者：田口,ランディ,1959-

出版社：河出書房新社 (201711)

ISBN-10：4309024823

ISBN-13：9784309024820

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P.49の気になるフレーズ

「反省とは？」
すると禅師はあっさりと答えた。
「事件のことを、忘れてしまうことでしょうな」
「忘れることが、なぜ反省なのでしょうか、わかりません」
「なぜと言われても、反省とはそういうことなんです」
もう少し詳しく説明してください、と言っても、説明もなにも、もし人間が反省することができるとしたら、それは、事件を忘れてしまうことだ、と繰り返すばかり。
「でも禅師、そんなことを言ったら、世間が許しませんよ」
禅師はねめるように私を見た。
「許さないのは、世間ではなく、あなたでしょう？」

総コメント数：3 投稿日時：2018-05-11 05:25:27

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気になるフレーズへのコメント

1

赦さないのは自分

「許さないのは、世間ではなく、あなたでしょう？」
これは、そうなのかもしれません。
「世間」という言葉を安易に使ってはいけませんね。

投稿者：goodbook 投稿日時：2018-05-11 05:25:27

2

反省の意味

これを読んで、反省の意味が分からなくなってきました。
この禅師の話、どうやったら理解できるのでしょうか。

投稿者：udonmama0712 投稿日時：2018-05-13 11:02:00

3

誰が反省するのか？

これ何度か読んでみたら、ちょっと疑問に思えてきたのですが、
主語は誰なんでしょうか。
つまり、誰が反省するのでしょうか。
羽鳥さんは、「加害者」のことを言っていますが、
禅師は、「羽鳥さん」のこと、
引いては「反省しろ」と言っている人達のこと
を言っているような気がしてきました。

投稿者：goodbook 投稿日時：2018-05-14 05:16:14

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