自宅で参加できる読書会
NO. 00015426 DATE 2024 05 02

馬鹿たちの学校 の読書会ページ

馬鹿たちの学校(9784309205533)

馬鹿たちの学校

著者:Sokolov,Sasha,1943- 東海,晃久

出版社:河出書房新社 (201012)

ISBN-10:4309205534

ISBN-13:9784309205533

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P.30の気になるフレーズ

(前略)きっとこの発作はうちの祖母が、元祖母が苦しんでいた遺伝性の病気の発作に違いないと考えたのです。間違いは直されなくて結構です、今ハ亡キではなくモトという言葉はわざと使っているんです、同意して頂ければいいのですが、モトと言う方が聞こえが良くて、やんわりしていて、それにさほど絶望的という感じもしません。それにです、祖母がまだ私たちと一緒だった頃、時々記憶を失うことがありまして、それはとにかく、何か途轍もなく美しいものを長々と見ていたりするとよく起こってました。

総コメント数:2 投稿日時:2019-06-23 16:24:04

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気になるフレーズへのコメント

1

ある種の繊細さ

こういう繊細さを持っている人は、生きづらさを感じることが多いだろうと思います。『鈍感力』とか『断る力』とか、確かに逞しく生きていくには必要なんだろうなと思いますが、私は生きづらそうな、こういう人に心惹かれます。

おばあちゃんと孫のエピソードって素敵なものが多いなあと思います。小説でも『西の魔女が死んだ』とか『少女ソフィアの夏』とか好きな作品がたくさんあります。

投稿者:kukka55 投稿日時:2019-06-23 16:24:04

2

心配になる人

『繊細さを持っている人は、生きづらさを感じることが多い』というのは、
自分もそう思います。ただ、自分は惹かれることはないのですが、
こういう人、すごく気になります。
「生きていけんのかな」って感じますね。

投稿者:goodbook 投稿日時:2019-06-26 05:23:55