自宅で参加できる読書会
NO. 00015432 DATE 2024 05 03

馬鹿たちの学校 の読書会ページ

馬鹿たちの学校(9784309205533)

馬鹿たちの学校

著者:Sokolov,Sasha,1943- 東海,晃久

出版社:河出書房新社 (201012)

ISBN-10:4309205534

ISBN-13:9784309205533

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P.36の気になるフレーズ

確かに、時には鳥だって魚を取り逃がすことはあるけど、そんな時にはまた必要なところまで高度を上げ、飛び続けながら水の中を眺める。そこに見えるのは魚と自分の影。あれは別の鳥さ、とカモメは思う、自分に似てるけど、でも他のやつのさ、あっちは川の向こう岸に棲んでいて、いつも自分と一緒に狩りに出かけては、同じく魚を捕まえる、(後略)

総コメント数:1 投稿日時:2019-06-23 16:54:11

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気になるフレーズへのコメント

1

別人格を内包する主人公

このカモメは、双子の兄弟の様な別人格を持っている主人公を象徴しているのだと思います。
でも、「街のショーウィンドウに映った自分の姿が他人のように見えた」というのもよく聞く話で、自分の本当の姿を認識するのは、誰にとっても、すごく難しいことだと思います。

投稿者:kukka55 投稿日時:2019-06-23 16:54:11