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教育という病 : 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」 の読書会ページ

教育という病 : 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」(9784334038632)

教育という病 : 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」

著者:内田,良

出版社:光文社 (201506)

ISBN-10:4334038638

ISBN-13:9784334038632

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P.96の気になるフレーズ

被虐待の子どもにとっては、「ありがとう」などとはとても言えない状況が、家庭内でたびたび繰り返される、あるいは常態化している。そうした子どもたちに保護者への感謝を強要するのは拷問のようなものである。
しかも、子どもたちはそこから逃れることはできない。まだ、「おうちに帰ったらちゃんと家族に『ありがとう』と言いなさい」というだけであれば、強制はされるけれども、そこから逃げるチャンスがある。だが、2分の1成人式は、クラスあるいは学年全体で集団としておこなわれる。公開の場において、感謝が強制されるのである。

総コメント数:3 投稿日時:2017-01-25 06:06:34

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気になるフレーズへのコメント

1

2分の1成人式について

この本を読んで、学校行事が
あまりにも保護者を意識したものになっているように感じました。
2分の1成人式は
自分の10年の振り返りや親への感謝の気持ちを伝えるではなく、
今後の自分について考えるようなものにしたらよいのではないかと思いました。

投稿者:goodbook 投稿日時:2017-01-25 06:06:34

2

2分の1成人式、言われてみれば、わざわざ学校でやる意味があるのか、たしかに疑問。やりたかったら各家庭で行う、で十分。逃げ場がないのは、つらすぎます。

投稿者:aiai 投稿日時:2019-02-22 16:31:57

3

気持は人それぞれ

自分の場合、自分の親に対して感謝の気持ちはあります。
でも、自分の子どもに自分に対して感謝の気持ちを持ってほしいとは
別に思わないです。
結局、感謝は強要されてやるものではないのではないかと。
そう思います。

投稿者:goodbook 投稿日時:2019-02-23 07:09:19