カラマーゾフの兄弟(3) の読書会ページ
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カラマーゾフの兄弟(3) 著者:フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフス/亀山郁夫 出版社:光文社 (2007年02月20日頃) ISBN-10:4334751237 ISBN-13:9784334751234
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.43 の気になるフレーズ 彼の期待によれば、世界全体にほかのだれよりも高く讃えられるべきその人が、ほかならぬその人が、自分にふさわしい栄光を与えられるどころか、突如おとしめられ、泥をぬられた。 総コメント数:1 投稿日時:2019-04-14 07:37:16 |
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P.52 の気になるフレーズ つまり「心義しい人の恥辱」と「聖人から罪人へ」というアリョーシャの確実な「堕落」ぶりをこの目でみることで、彼はもうその期待に酔っていた。 総コメント数:1 投稿日時:2019-04-15 05:39:36 |
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P.78 の気になるフレーズ この人は野菜畑で葱を一本引き抜き、乞食女に与えました、と。 総コメント数:1 投稿日時:2019-04-19 06:10:56 |
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P.118 の気になるフレーズ もちろん、グルーシェニカは金をもっていたが、この点について、ミーチャには恐ろしいほどの自尊心があることがわかった。彼が望んでいたのは、自分から彼女を連れ出し、彼女のではなく、自分の資金で彼女との新しい生活をはじめることだった。彼女のお金に手をつけることなど想像すらできず、そのことを考えるだけで苦しいほどの嫌悪にかられた。 総コメント数:1 投稿日時:2019-05-09 05:58:15 |
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P.121 の気になるフレーズ ところが彼は最後まで、この三千ルーブルは手に入る、金はやってくる、ひとりでに飛んでくる、いざとなれば空から降ってくると、ひたすら期待していたのだ。もっともこうしたことはドミートリーのように、相続した遺産を湯水のごとく使ったり、無駄づかいすることに長けてはいるが、どうやって金を稼ぐかについては何の知識ももちあわせていない人に、よくありがちなのである。 総コメント数:1 投稿日時:2019-05-11 05:27:30 |
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P.136 の気になるフレーズ その後、すでに長い歳月がすぎて、すべての悲劇が終わったとき、サムソーノフ老人は笑いながらこう白状したものである、あのときは「あの大尉さん」をからかってやったのさ……。 総コメント数:1 投稿日時:2019-05-11 05:31:35 |
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P.138 の気になるフレーズ ミーチャは有頂天になって叫び(彼はいまも有頂天だった)、その六ルーブルをつかんで下宿に駆けもどると、下宿の主人たちから三ルーブル借り、路銀のたしにした。下宿の人々は、なけなしのお金をこころよく与えてくれた。それほどに彼を愛していたのだ。 総コメント数:3 投稿日時:2019-05-12 06:30:19 |
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P.149 の気になるフレーズ
「ちょっとすみません、じつは、わたしは……おそらくここの、あの小屋にいる森番の方からお聞きになったかと思いますが、陸軍中尉の、ドミートリー・カラマーゾフと申しまして、あなたが森の売却の件で商談をされている、カラマーゾフ老人の息子です」 総コメント数:1 投稿日時:2019-05-12 06:37:05 |
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P.176 の気になるフレーズ 「三千ですって? それって、ルーブルで? いいえ、とんでもない、わたし、三千ルーブルなんて持ち合わせていません……」どことなく冷静な驚きを見せて、ホフラコーワ夫人は答えた。ミーチャは茫然となった……。 総コメント数:1 投稿日時:2019-05-13 06:15:40 |
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P.189 の気になるフレーズ その《人間としての嫌悪》が、耐えがたいほどにつのっていた。ミーチャはもうわれを忘れて、ポケットからやにわに銅の杵を取り出した……。 総コメント数:1 投稿日時:2019-05-14 05:56:54 |