本の読み方が変わる。
NO. 00005844 DATE 2018 08 17

書籍情報

ヘンリー・ライクロフトの私記 (光文社古典新訳文庫)(9784334752781)

この本のアマゾンへのリンク

ヘンリー・ライクロフトの私記 (光文社古典新訳文庫)

George Robert Gissing(原著) 池 央耿(翻訳) ジョージ ギッシング著

出版社:光文社 (2013-09-10)

ISBN-10:4334752780

ISBN-13:9784334752781

これまで記事を投稿された書籍一覧を表示する

気になるフレーズの投稿一覧

気になるフレーズを書き込む

1 | 2  次へ >>  

P.28 の気になるフレーズ

本当に貴重なものは金では買えないという。さんざん言い古されていることだが、これは金に困ったことのない人間の浅知恵だ。

総コメント数:1 投稿日時:2017-07-18 05:48:32

P.30 の気になるフレーズ

「人間は愚痴の固まりで、自分の不幸をくよくよ思ってばかりいる」

総コメント数:1 投稿日時:2017-07-18 05:42:57

P.51 の気になるフレーズ

『ティブルス』の最後のページに鉛筆の書き込みがあった。「読了、一七九二年十月四日」。百年近く前にこの本を持っていたのは、いったいどんな人物だろうか。

総コメント数:1 投稿日時:2017-07-18 05:34:47

P.77 の気になるフレーズ

何のために読んで記憶に残すのか。自分を相手にこれほど愚かな問いはないと知りつつもだ。本を読むのは楽しみのため、慰めを得て、自身を強くするために決まっているではないか。ならば、楽しみはただの身勝手か。慰めは長続きするだろうか。強くなるといったところで、取っ組み合いをするわけでもなかろうに。いやいや、そんなことはどうでもいい。無為とも思える読書の時間がなかったら、何を心の糧にこの田舎家で命の暮れ方を待つことができようか。

総コメント数:1 投稿日時:2017-07-19 05:47:26

P.87 の気になるフレーズ

麗らかに晴れた春の朝、本当に安らかな心で天地の間に映発する生の歓喜に浸りきることのできる人間が果たしてどれだけいるだろうか。

総コメント数:3 投稿日時:2017-07-21 05:48:01

P.111 の気になるフレーズ

あの感覚はもう戻らない。自然は慰めと快楽を与えてはくれても、活力を呼び覚ますことはない。太陽はこの身を生かしてはくれるが、かつてのように存在を一新することはできない。ならば、くよくよ考えこまずに楽しんだ方がいい。

総コメント数:1 投稿日時:2017-07-24 05:41:16

P.113 の気になるフレーズ

学校で読んだ小型のオックスフォード版で、見返しに拙い文字で署名がある。ページは染みだらけの上にアンダーラインと余白の書き込みで汚れている。(中略)ページを開くと少年時代を思い出して心が疼き、章から章と息つく暇もなく数日で一巻を読み終えた。

総コメント数:1 投稿日時:2017-07-24 05:49:21

P.126 の気になるフレーズ

大嫌いな相手、あるいは気後れを覚える相手に愛想笑いをしてみたり、心にもない追従を言って後悔したことが何度あったろう。すべては信念に欠ける臆病のせいだ。自分の弱みを知っているなら、世間とは一線を画すに如くはない。

総コメント数:1 投稿日時:2017-07-27 05:59:07

P.137 の気になるフレーズ

社交的とは、誰彼かまわず行きずりの相手と気さくに言葉を交わすことではない。生まれつき品があって人当たりがいいことを言うのでもない。よくよく見れば、社交性はこの上なく不器用でぶっきらぼうな性格と抱き合わせなのだ。

総コメント数:1 投稿日時:2017-07-29 06:24:04

P.150 の気になるフレーズ

N来訪、二日滞在。もう一晩いてくれてもいいと思ったが、誰であれ三日を超えて歓待できるかとなると自信がない。どんなに楽しい語らいも長くは続かず、じきに一人きりでほっとしたい気持になる。

総コメント数:1 投稿日時:2017-07-29 06:28:17

1 | 2  次へ >>