書記バートルビー/漂流船 の読書会ページ
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書記バートルビー/漂流船 著者:ハーマン・メルヴィル/牧野有通 出版社:光文社 (2015年09月09日頃) ISBN-10:4334753167 ISBN-13:9784334753160
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.30 の気になるフレーズ この姿勢で坐ったまま、私は彼を呼び、彼にやってほしいこと――つまり、ちょっとした書類を一緒に照合してほしいということ――をすばやく指示しました。ところがです、この時の私の驚き、いや、激甚な驚愕を想像してみて下さい。その時、バートルビーは隠れた所から動かないで、非常に穏やかな、しかししっかりした声で、なんと「わたくしはしない方がいいと思います」と答えたのです。 総コメント数:1 投稿日時:2018-04-20 05:22:23 |
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P.34 の気になるフレーズ バートルビーには、奇妙にも私から攻撃の力を奪うだけではなく、不思議にも私の心を動かし、まごつかせるような何かがあったのです。 総コメント数:1 投稿日時:2018-04-18 06:27:11 |
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P.35 の気になるフレーズ よくあることだとは思いますが、先例がない形、また過激なほど非合理的な形で断定されると、断定された側の人は、どんなに徹底した信念を持っていても、たじろぎ始めてしまうものです。 総コメント数:1 投稿日時:2018-04-18 06:31:19 |
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P.41 の気になるフレーズ それでもとうとうある日の午後、私は自分の中の邪悪な衝動に支配されて、次のような小さな出来事を続けざまに起こしてしまいました。 総コメント数:1 投稿日時:2018-04-21 07:03:01 |
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P.47 の気になるフレーズ 私の事務所でも、ドアの鍵がいくつか用意されていました。一つは屋根裏部屋に住む女性が持っていて、彼女は私の部屋で毎日掃き掃除と拭き掃除をし、週に一回床にブラシがけをしてくれていました。もう一つはターキーが便宜上持っていました。三つ目は私が時々自分のポケットに入れて持ち歩いていました。四つ目は誰が持っているか知りませんでした。 総コメント数:1 投稿日時:2018-04-23 05:49:55 |
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P.62 の気になるフレーズ 次の日、バートルビーが自分の席の近くの窓辺に立ったまま、外の視界を閉ざす壁に向かって物思いにふけっているだけなのに気づきました。彼にどうして筆写をしないのかと聞くと、彼はもう筆写はしないことに決めましたと言ったのです。 総コメント数:1 投稿日時:2018-04-23 05:54:28 |
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P.77 の気になるフレーズ 十二時半になり、いつものようにターキーは顔を輝かせ始め、インク壺を倒し、ほとんど手に負えなくなります。ニッパーズは落ち着いて、静かで礼儀正しくなります。ジンジャーナットは昼食のりんごをむしゃむしゃ食べています。そしてバートルビーは彼の席のそばで窓辺に立ち尽くしたまま、視界を遮るレンガの壁を見つめ、深遠なる物思いにふけっているのです。 総コメント数:1 投稿日時:2018-04-24 05:52:10 |
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P.93 の気になるフレーズ 「わたくしはあなたを知っています」彼は振り向きもせずに言いました。「そしてあなたには何も言いたくはありません」 総コメント数:1 投稿日時:2018-04-25 06:24:12 |
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P.127 の気になるフレーズ かくしてそのよそよそしさに鑑みて、ベニートは、不本意ながら精神の病の犠牲となっていると思われた。 総コメント数:1 投稿日時:2018-04-27 06:07:50 |
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P.137 の気になるフレーズ 「ああ、ご主人様」黒人はため息をついて頭を垂れた。「私のことなど何もおっしゃらないで下さい。バボウめは取るに足らぬ輩でございます。バボウめがしましたことは、つまらない務めにすぎません」 総コメント数:1 投稿日時:2018-04-27 06:16:22 |