書記バートルビー/漂流船 の読書会ページ
書記バートルビー/漂流船 著者:Melville,Herman,1819-1891 牧野,有通,1943- 出版社:光文社 (201509) ISBN-10:4334753167 ISBN-13:9784334753160
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P.325の気になるフレーズ
理由もなく写字の仕事を拒絶するバートルビーに対して、語り手の弁護士は完全にお手上げである。しかしそこにはメルヴィル流の仕掛けが籠められている。すなわち読者は弁護士と同じ論理、資本主義を前提とする「ウォール街の論理」を当然、あるいは自然なものとして受け入れており、バートルビーの方が不条理な存在である、と規定するであろうことを、メルヴィルはあらかじめ読み切っているのである。
総コメント数:1 投稿日時:2018-05-06 08:06:11
気になるフレーズへのコメント
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バートルビーを理解するために
バートルビーを理解する上で、ここがポイントですね。 投稿者:goodbook 投稿日時:2018-05-06 08:06:11 |