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デーミアン(9784334753559)

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デーミアン

著者:ヘッセ/酒寄進一

出版社:光文社 (2017年06月13日頃)

ISBN-10:4334753558

ISBN-13:9784334753559

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P.96の気になるフレーズ

神は万物の父として讃えられるけど、命の土台である性については口をつぐみ、ひどいときには、魔性の業、罪深い業だと言うこともある。神エホバを崇拝することに異議はない。否定はしない。だけど讃えるのなら、この世界まるごとを讃えるべきだ。すべてを神聖なものと見なさなくちゃ。意図的に一部を切り離して、公に認められた半分しか崇めないなんておかしいよ。神だけでなく、悪魔も崇拝しなくちゃ。

総コメント数:3 投稿日時:2017-09-03 09:02:44

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気になるフレーズへのコメント

1

清濁併せ吞む

『悪魔も崇拝しなくちゃ。』という言葉は、少し強烈な気がしますが、
言いたいことはなんとなく分かります。
人間正しいことばかりできるわけではないし、
自分が正しいと思ってやっていることが、
他の人からは不正になる場合だってあると思う。
そういう諸々を考えると、
「清濁併せ吞む」のような精神が必要かなと思う。

投稿者:goodbook 投稿日時:2017-09-03 09:02:44

2

これ私も読みました

どこまでが現実なのか線引きが曖昧で独得の難しさを感じました。でも、すごく肚に落ちるというか説得力のあるフレーズも多いですね。これも、その一つ。

投稿者:kukka55 投稿日時:2020-03-14 11:06:20

3

曖昧な世界を生きぬく

『すごく肚に落ちるというか説得力のあるフレーズも多い』
以前、自分で取り上げたフレーズを読み返してみると、たしかにそう思います。
「デーミアン」には「曖昧なことの多い世界をどう見てどう考えて切り抜けていけばいいか」という方向性を示してくれるフレーズが多い気がします。

投稿者:goodbook 投稿日時:2020-03-16 06:35:28