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幸福について 著者:ショーペンハウアー/鈴木芳子 出版社:光文社 (2018年01月11日頃) ISBN-10:4334753698 ISBN-13:9784334753696
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意見、感想、コメントなど
気になるフレーズの投稿一覧
P.322 の気になるフレーズ 「秘密を口外しなければ、秘密は私の捕虜である。秘密をうっかり洩らせば、私が秘密の捕虜となる」 総コメント数:1 投稿日時:2018-02-16 05:51:38 |
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P.345 の気になるフレーズ パーンはギリシア神話に登場する牧神。下半身はヤギで頭には角を有する森林・牧羊の神。アシの茎で作った笛を巧みに吹いたという。また岩場に隠れていて旅人を驚かしたという話からパニックという語が生まれたと言われる。 総コメント数:1 投稿日時:2018-02-16 05:58:29 |
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P.372 の気になるフレーズ 優れた精神の持ち主は世界に貢献する使命を担い、すでに素材を青年期に蒐集している。だが自己の素材を使いこなすのは後年になってからだ。そういえば、たいてい大作家は五〇歳前後で傑作を発表しているではないか。 総コメント数:1 投稿日時:2018-02-16 06:14:07 |
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P.399 の気になるフレーズ 日本ではペシミズムは悲観主義、厭世主義と訳されることが多いうえに、彼の著作のひとつが文庫で『自殺について』というタイトルで刊行されていて、語感から立ち昇る負のイメージのせいか、中身を吟味せず、彼のことを、自殺を肯定して自殺を勧めた厭世家と思い込み、ショーペンハウアー哲学の内容に触れないまま素通りしてしまう一因になっているように思われる。 総コメント数:1 投稿日時:2018-02-17 05:58:50 |
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P.409 の気になるフレーズ 彼のラテン語は「信じられないほど急速に進歩」をとげた。こうしてショーペンハウアーが学者になりたいという少年時代からの志の一歩を踏み出し、実際に本格的に古典語の学習に取り組むのは父の死後、一九歳くらいになってからである。幼少時の詰め込み教育ではなく、彼自身の学びたいという内なる欲求が活発になったときに、ラテン語を学び始めたからこそ、驚くべき効果をあげたと言えるだろう。 総コメント数:1 投稿日時:2018-02-17 06:07:07 |