自宅で参加できる読書会
NO. 00010498 DATE 2024 04 26

多読術 の読書会ページ

多読術(9784480688071)

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多読術

著者:松岡正剛

出版社:筑摩書房 (2009年04月)

ISBN-10:4480688072

ISBN-13:9784480688071

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P.140 の気になるフレーズ

読書はそもそもリスクを伴うものなんです。それが読書です。ですから、本を読めばその本が自分を応援してくれると思いすぎないことです。背信もする。裏切りもする。負担を負わせもする。それが読書です。だから、おもしろい。

総コメント数:1 投稿日時:2020-02-02 10:52:22

P.147 の気になるフレーズ

それを「知のかたまり」のように思ってしまうのは、いけません。これは書評や文芸批評が「本についての会話のありかた」を難しくしすぎているということもあるのかもしれませんが、本はリスクはあるものの、知的コンプレックスを押し付けるためのものじゃないんです。もっとおもしろいものであるはずです。

総コメント数:1 投稿日時:2020-02-02 10:58:17

P.193 の気になるフレーズ

日本では取次店と再販制度の強さのために、欧米にはたくさんあるにもかかわらず、日本にはほとんど発達していないものがあります。それは「ブッククラブ」です。
これは一種の読書組織です。もちろん本を読み、本を愛するためのアソシエーションやカンパニーなのですが、ここでは書物の購入と分配がおこなわれている。ドイツでは年間二〇〇〇万冊くらいがブッククラブ経由で売れていますし、アメリカの正確な数字は知らないのですが、そういうクラブがたくさんあって、おそらく一〇〇〇万人以上の会員がいるはずです。ブッククラブが購入する本を決めて、そこから書物がデリバリーされている。

総コメント数:1 投稿日時:2020-01-31 06:28:01

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