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「本をつくる」という仕事 の読書会ページ

「本をつくる」という仕事(9784480815347)

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「本をつくる」という仕事

著者:稲泉 連

出版社:筑摩書房 (2017年01月25日頃)

ISBN-10:4480815341

ISBN-13:9784480815347

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P.196 の気になるフレーズ

これまでタトル・モリが仲介してきた作品の歴史は、戦後における日本の翻訳本の歴史そのものである。
一九五二(昭和二七年)年刊のアンネ・フランク『光ほのかに』(後に『アンネの日記』へ改題)に始まり、コナン・ドイルやアガサ・クリスティの一連の作品、トーベ・ヤンソンの『楽しいムーミン一家』、D・カーネギーやP・F・ドラッカーの経営書、ガルシア=マルケス『百年の孤独』、『きかんしゃトーマス』に『ピーター・ラビット』『マディソン郡の橋』『フォレスト・ガンプ』などのミリオンセラー――。児童書から小説、ビジネス書まで、これまでに仲介した本の冊数はゆうに八万点を超える。

総コメント数:1 投稿日時:2017-05-20 07:35:23

P.201 の気になるフレーズ

ちなみにバリッコの語る「ナポリ人」のような所作は、本の買い付けを行なう海外の旅先で、森がハリウッド映画などを見て研究して身に付けたものだった。当時、大物クライアントとの商談の前日になると、彼はホテルの部屋に同僚を呼び、「ハーイ! アイム トムモリ」と何度も繰り返し練習をしていたそうだ。

総コメント数:1 投稿日時:2017-05-23 06:24:18

P.205 の気になるフレーズ

「Keep Trying トライし続けろ。だれかが、ほほえんでくれる」

総コメント数:1 投稿日時:2017-05-23 06:46:52

P.210 の気になるフレーズ

大人や親は、子供に本から色々なものを学んで欲しいと思いがちです。それでどうしても押し付けがましくなってしまう。何かためになる本を、とかね。
読んだ後に、
「どうだった?」
と、感想を聞きたくなってしまったりする。
子供はそんな要求を敏感に感じて、「本ってめんどくさいな」と一度でも思ってしまったら、後が続かないものでしょ。

総コメント数:1 投稿日時:2017-05-24 05:30:06

P.217 の気になるフレーズ

「読み聞かせはもちろん悪いことじゃないし、とても大切なことだけれど、それだけでは子供は自分で本を読むようにはなかなかならないものよ。誰かがその橋渡しをしなきゃいけない。だから、子供に本を読んでもらいたければ、「お母さん、何を読んでるの?」と聞かれるように大人が本に親しむ方が、よほど大事なのじゃないかしら」

総コメント数:1 投稿日時:2017-05-24 05:36:22

P.227 の気になるフレーズ

「旅立つときはとてもわくわくしていたのに、いざ暮らし始めると、とにかく言葉が分からない。お野菜一つ、どうやって買えばいいのか分からないのだから。このときの不安な気持ちは、『魔女の宅急便』にも反映されています。独り立ちの旅に出たキキがコリコの街に降り立ったときの心境は、当時の自分の気持ちを思い出して書いたのよ」

総コメント数:1 投稿日時:2017-05-25 05:55:24

P.234 の気になるフレーズ

一冊の本の背後に、これだけの人たちの工夫や熱い思いがある。だからこそ自分の役割に対して、これまで以上に真摯に向き合わなければならない――あらためてそんな思いを抱いたのだった。

総コメント数:1 投稿日時:2017-05-25 06:05:48

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