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数学超絶難問 著者:小野田博一 出版社:日本実業出版社 (2014年05月21日頃) ISBN-10:4534051875 ISBN-13:9784534051875
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補足)3次方程式なので、複素数解は3つ。
3次方程式 x^3 = m x + n の実数解を
x = P + Q (ここで、P>Q)
とおく。このとき、p.82の解法から、Pは
(∛p)^3 = P^3
の解である。したがって、この∛pについての3次方程式の複素数解は
∛p = P, Pω, P/ω (ここでω=e^{2πi/3})
の3つとなる。一方、∛qは
3∛p∛q = m
を満たすことを考慮すると、上記∛pの解の順序に対応して、
∛q = Q, Q/ω, Qω
となる。したがって、3次方程式 x^3 = m x + n の複素数解は
x = P + Q, Pω + Q/ω, P/ω + Qω
の3つとなる。
解答者:goodbook 解答日時:2016-07-06 04:31:00
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