自宅で参加できる読書会
NO. 00024275 DATE 2024 04 30

数学超絶難問 : 時代を超えて天才の頭脳に挑戦! の読書会ページ

数学超絶難問 : 時代を超えて天才の頭脳に挑戦!(9784534051875)

数学超絶難問 : 時代を超えて天才の頭脳に挑戦!

著者:小野田,博一

出版社:日本実業出版社 (201406)

ISBN-10:4534051875

ISBN-13:9784534051875

意見、感想、コメントなど

問題解答の投稿一覧

この本の問題に解答する

<< 前へ  1 | 2 

P.113の問題番号「47」 に対する解答

p.114の別解答)
Aが2回の対戦で勝つ確率は、
Aが2連勝する確率であるので、
 (2/3)*(2/3) = 4/9。
次に、Aが4回の対戦で勝つ確率は、
最初の2回が1勝1敗でその後の2回をAが2連勝する確率であるので、
 {(2/3)*(1/3)+(1/3)*(2/3)}*(2/3)*(2/3) = (4/9)*(4/9)
このようにして、Aが6回の対戦で勝つ確率、8回で勝つ確率を計算すると、それぞれ、
 {(2/3)*(1/3)+(1/3)*(2/3)}^2*(2/3)*(2/3) = (4/9)^2*(4/9)
 {(2/3)*(1/3)+(1/3)*(2/3)}^3*(2/3)*(2/3) = (4/9)^3*(4/9)
と計算できるので、Aが対戦に勝つ確率はこれらの合計で
 P = 4/9 + (4/9)*(4/9) + (4/9)^2*(4/9) + (4/9)^3*(4/9) +…
となる。ここで、x < 1のとき、
 1 + x + x^2 + x^3 +… = 1/(1-x)
が成り立つことを考慮すると、
 P = (4/9) * (1 + 4/9 + (4/9)^2 + (4/9)^3 +… )
= (4/9) * 1/(1-4/9)
= 4/5
が得られる。

投稿者:goodbook 投稿日時:2016-07-18 07:13:03

P.115の問題番号「48」 に対する解答

別解法)
Aが1ゲーム目に勝つ確率は1/2でこれで対戦は終了。
一方、Aが1ゲーム目に負けると、この時のAとBの所持金は
それぞれ2円ずつの同額となる。そのため、
2ゲーム目以降のA,Bが勝つ確率は同じ1/2ずつとなる。
したがって、Aが対戦に勝つ確率Paは、
Pa = 1/2 + (1/2)*(1/2) = 3/4
となる。同様に、
Bが1ゲーム目に勝つと、この時のAとBの所持金は
それぞれ2円ずつの同額となる。そのため、
2ゲーム目以降のA,Bが勝つ確率は同じ1/2ずつとなる。
したがって、Aが対戦に勝つ確率Pbは、
Pb = (1/2)*(1/2) = 1/4
となる。結局、AとBの、対戦に勝つ確率の比は3:1。

投稿者:goodbook 投稿日時:2016-07-19 05:12:18

P.127の問題番号「54」 に対する解答

この問題の別解答)
黒いマスが0個の場合、塗り方は1通り。
黒いマスが1個の場合、塗り方は9通り。
黒いマスが2個の場合、黒いマスが2つ以上隣り合ってはいけないので、
黒いマスの間には白いマスが少なくとも1つ入っていなくてはならない。
これは見方を変えると、
 「白いマスをはじめに8個並べて、そのうち2個を黒く塗り、
  最後に黒いマスの間に1つの白いマスを入れる」
ということと同じになる。したがって、黒いマスが2個の場合の塗り方は
8個から2個を選ぶ方法の数となり、28通りとなる。
同様にして、
黒いマスが3個の場合、塗り方は7個から3個を選ぶ方法の数で35通り、
黒いマスが4個の場合、塗り方は6個から4個を選ぶ方法の数で15通り
となる。
黒いマスが5個の場合、塗り方は1通りしかなく、
黒いマスが6個以上の場合、黒いマスが必ず隣り合うので塗れない。
以上より、塗り方は89通りとなる。

投稿者:goodbook 投稿日時:2016-07-29 05:19:22

P.160の問題番号「65」 に対する解答

『∫_0^1 √(1 + x^2) dx をそのまま計算することは可能で、答えは、
 1/2 {√2 + ln(1 + √2) }
です。』に対する解法のヒントをメモ。
 x = sinh θ
と変数変換を行うと、
積分範囲は 0 ~ ln(1 + √2) となり、
被積分関数は、cosh^2(θ)となる。
あとは、cosh(θ) = ( e^θ + e^{-θ} ) / 2
であることを使えば、計算できる。

投稿者:goodbook 投稿日時:2016-09-22 05:12:16

<< 前へ  1 | 2