数学ビギナーズマニュアル : これだけは知っておきたい の読書会ページ
数学ビギナーズマニュアル : これだけは知っておきたい 著者:佐藤,文広,1949- 出版社:日本評論社 (199406) ISBN-10:4535782083 ISBN-13:9784535782082
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P.80での疑問
ツォルンの補題、ツェルメロの選択公理、整列可能定理の話で、これら3つの命題は同値であり、どれを「公理」としてもよい、どれか一つを「公理」とすれば、他の二つはそれから導かれる「定理」となる、との記載があります。
ところで、p.71に「公理」はそれ以上根拠を追及しない・証明をもとめないものと記載されています。
このような「公理」の与え方を考えると、『この命題を「公理」とします』というようなことを簡単に行ってよいのでしょうか。
少なくとも、ここでの議論はこれら3つの命題が同値であることのみを言っており、これら3つのうちの1つでも、それが正しいということを証明したことにはならないと思います。
質問者:goodbook 質問日時:2015-07-27 05:44:02
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