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ゴドーを待ちながら の読書会ページ

ゴドーを待ちながら(9784560071830)

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ゴドーを待ちながら

著者:サミュエル・ベケット/安堂信也

出版社:白水社 (2013年06月13日頃)

ISBN-10:4560071837

ISBN-13:9784560071830

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P.33の気になるフレーズ

エストラゴン おや!(人参の残りを、枯れた茎のつけ根でつまんで、自分の目の前で回す)ふしぎだね、食べれば食べるほど、味が落ちる。
ヴラジーミル わたしは、反対だ。
エストラゴン というと?
ヴラジーミル だんだん味に慣れてくる。
エストラゴン (長いあいだ考えてから)それを、反対っていうかな。
ヴラジーミル 気質の違いだ。
エストラゴン 性格の問題さ。
ヴラジーミル どうしようもない。
エストラゴン じたばたしてもむだだ。
ヴラジーミル 人間、変われるもんじゃない。
エストラゴン 苦しんじゃ損だ。
ヴラジーミル しんは結局同じだから。
エストラゴン どうしようもない。(人参の残りを、ヴラジーミルに差し出して)あと、たべるかい?

総コメント数:2 投稿日時:2019-07-29 15:42:41

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気になるフレーズへのコメント

1

二人のホームレス

味のある二人の会話。所謂、不条理ものを今まで読んだことがなかったので、まずはこちらを読むことにしました。

投稿者:kukka55 投稿日時:2019-07-29 15:42:41

2

阿吽の呼吸

「ゴドーをまちながら」は、以前から気になっていた本です。
何かの本で絶賛していたような記憶があります。
といっても中身までは知らなかった。

2人のホームレスの会話形式で書かれているんですね。
このサイトで紹介してもらったフレーズを読むと、
いろいろと感慨深いものがあって、やっぱりおもしろそうです。

このエストラゴンとヴラジーミルの会話も、すごくいいです。
阿吽の呼吸というかなんというか。
次に、相手がなんというか分かっているような感じですね。

投稿者:goodbook 投稿日時:2019-07-30 05:24:19