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ピンポン の読書会ページ

ピンポン(9784560090510)

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ピンポン

著者:パク・ミンギュ/斎藤 真理子

出版社:白水社 (2017年05月28日頃)

ISBN-10:4560090513

ISBN-13:9784560090510

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P.81の気になるフレーズ

何が? 人類がさ……つまり人類の結果である僕と君は……あいつらにお金をやれば幸せになれるのかな……安心していいのかな……お金やって、そのあとあれこれやって、卒業して……生きてって……何とか、どっかの大学か何かに入って……まあ注目されることなんかないだろうけど一生けんめいやって……免許とかも取ってさ……就職したりして……無難な服着て……無難な趣味持って……絶対にひとの気分を悪くさせたりしないで……望まれているような顔をして生きてって……ひょっとして結婚とかもできるかな……そうやって遺伝子を残して……家族のために一生けんめい生きてったら……幸せなのか? もちろん、それだって平均以上に運が良ければの話だけど。そんなふうに生きられるのかな……そんなふうに生きてっていいのかな……それで幸せなのかな?

総コメント数:7 投稿日時:2018-06-28 05:46:53

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気になるフレーズへのコメント

1

幸せを考えると

ちょっと長かったですが、気になったのですべて書き写してみました。
幸せについて考えだすと、なぜかネガティブな発想になりがちですね。
でも、こういうことを考えるのも、たまにはいいような気がします。

投稿者:goodbook 投稿日時:2018-06-28 05:46:53

2

答えられない

ちゃんと読んでないんですが。

私の子どももそのうち、こういうこと考えるのでしょうか。
もし、こういう質問を子どもからされたら、うまく答える自信ないですね。
ちょっと切なくなりました。

投稿者:udonmama0712 投稿日時:2018-07-07 10:50:17

3

最後は自分

udonmama0712さん、コメントありがとう。
そうですね、子供にこういう相談されると、
うまく答えられそうにないですね。
だって、自分自身がこの答えに窮しますから。

結局は自分自身で切り開いていくしかないのかもしれません。

投稿者:goodbook 投稿日時:2018-07-08 08:37:09

4

……のところに

「無難な」とか「家族のために」とか言葉の部分だけを読むと私にはこれが幸せとは思えないんですけど、幸せは……の方にありそう。どこに目を向けるか、なのかなと思いました。
ところで、これって窪塚洋介が出てた映画の原作なんですか?映画みたんですけど、こんなんやったかな?と思って。

投稿者:kukka55 投稿日時:2018-07-10 11:52:18

5

幸せは逃げる?

kukka55さん、コメントありがとうございます。
「どこに目を向けるか」確かにそうですね。
おっしゃる通り、この文章だけ読むと、幸せとは思えないんですが、
実際、こういう人生を送っている人は大勢いると思うし、
それを幸せと感じて生きている人も多いんではないでしょうか。
でも、こうやって「幸せか?」と考えだすと、とたん「あれ?」と思い出す。
目の向け方が変わってしまうんですね。
「幸せはそばにあるけど、追いかけると逃げて行ってしまう」
ということですかね。(お、うまいこと言えました(笑)。)

ちなみに、この作品は窪塚洋介が出てた映画の原作とは違いますね。
その映画は、松本大洋さんという漫画家の作品が原作です。
この「ピンポン」はパク・ミンギュさんという韓国の代表的な作家さんの作品です。
さらにちなみに、ちょっと前に「アメトーーク!」という番組で
確か光浦靖子さんが面白い作品だということで紹介していました。

投稿者:goodbook 投稿日時:2018-07-11 05:31:30

6

ピンポン違い

そうだったのですね!
この作品、ちょっと前から出版社関係とか本好きさんの周辺では結構話題になっていて、勝手にあのオカッパ頭イメージしてました……

投稿者:kukka55 投稿日時:2018-07-11 10:49:21

7

ピンポンのキャラクター

そう言えば、映画(漫画)「ピンポン」はオカッパ頭、
この本の「ピンポン」は釘、モアイ。
偶然とはいえ、「ピンポン」という作品には濃いキャラクターが出てきますね。

投稿者:goodbook 投稿日時:2018-07-12 05:34:22