自宅で参加できる読書会
NO. 00008902 DATE 2024 04 25

やんごとなき読者 の読書会ページ

やんごとなき読者(9784560092255)

やんごとなき読者

著者:Bennett,Alan,1934- 市川,恵里,1966-

出版社:白水社 (200903)

ISBN-10:4560092257

ISBN-13:9784560092255

意見、感想、コメントなど

投稿一覧に戻る

P.61の気になるフレーズ

最初は確かにおずおずと、ためらいがちに読んでいた。膨大な数の本を前にして立ちすくみ、どうやって進めばいいのかさっぱりわからなかった。一冊の本が次の本につながっていくような一貫した読書方針もなく、よく二、三冊を並行して読んでいた。次の段階になると、読みながらメモをとるようになり、それ以降はつねに鉛筆片手に読書をした。メモといっても読んだ内容を要約するのではなく、印象に残った一節をただ書き写すだけだった。メモをとりながらの読書を一年かそこら続けてからようやく、時おりためらいがちに自分の考えを書きとめるようになった。

総コメント数:1 投稿日時:2019-08-25 05:26:24

この気になるフレーズへのコメントを書き込む

気になるフレーズへのコメント

1

読書家の進化

読書家の成長過程として、なかなかいいモデルケースだなと思いました。

投稿者:goodbook 投稿日時:2019-08-25 05:26:24