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NO. 00024679 DATE 2024 04 27

刑務所の読書クラブ : 教授が囚人たちと10の古典文学を読んだら の読書会ページ

刑務所の読書クラブ : 教授が囚人たちと10の古典文学を読んだら(9784562054657)

刑務所の読書クラブ : 教授が囚人たちと10の古典文学を読んだら

著者:Brottman,Mikita,1966- 川添,節子

出版社:原書房 (201712)

ISBN-10:4562054654

ISBN-13:9784562054657

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P.229の気になるフレーズ

あるとき彼は電車に乗り、車両の連結部分にいた。当時はそこで煙草が喫えたからだ。何の気なしに眺めていると、非常警報器が目に入った。赤いコードが天井のほうに延びている。彼はそれを引っ張ってみたくなった。このあとに覚えているのは、電車が盛大な音を立てて急停車したこと、それから通路の奥から車掌がホイッスルを鳴らしながら一目散に駆けてきたことだった。友人はなぜこんなことをしたのかわからないと言いながら、平身低頭して謝ったところ、驚いたことに、許してもらうことができたという(おそらく車掌と知り合いだったのだろう)。

総コメント数:1 投稿日時:2018-03-27 05:55:31

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気になるフレーズへのコメント

1

衝動

こういう衝動を感じることがたまにあります。
普段はこういうことは理性で押さえられますが、
疲れている時なんかに
自分でもなぜそんなことをやったのか、
よくわからない行動をとったことがあります。

投稿者:goodbook 投稿日時:2018-03-27 05:55:31