自宅で参加できる読書会
NO. 00189016 DATE 2024 05 05

ストロガッツ非線形ダイナミクスとカオス の読書会ページ

ストロガッツ非線形ダイナミクスとカオス(9784621085806)

楽天へのリンク

ストロガッツ非線形ダイナミクスとカオス

著者:スティーヴン・H.ストロガッツ/田中久陽

出版社:丸善出版 (2015年01月30日頃)

ISBN-10:4621085808

ISBN-13:9784621085806

意見、感想、コメントなど

投稿一覧に戻る

P.96の問題番号「3.5.7」への解答

\[ \dot{N} = r N \left( 1 - \frac{N}{K} \right) ,\ \ N(0) = N_0 \](a)それぞれの次元は$r$:1/時間、$K$:個体数、$N$:個体数
(b)$N(t) = K x(t), \ t= \tau/r$とおくと
\[ \frac{dx}{d \tau} = x(1 - x) \]が得られる。このとき、
\[ x(0) = x_0 = \frac{N_0}{K} \]
(c)$N(t) = N_0 u(t), \ t= \tau/r$とおくと
\[ \frac{du}{d \tau} = u \left( 1 - \frac{u}{k} \right), \ \ u(0) = u_0 = 1 \]
が得られる。ここで、$k=K/N_0$とおいた。
(d)一方の無次元化の方法が、他方の無次元化の用法に比べて利点をもっているとはいえない。(b)の無次元化は個体数の特徴的なスケールとして環境収容力$K$を用いたもの。一方、(c)の無次元化は個体数の特徴的なスケールとして初期($t=0$)の個体数$N_0$を用いたもの。

解答者:goodbook 解答日時:2020-05-23 05:02:36

コメントを書き込む

問題解答へのコメント

まだ、コメントはありません。