ラヴェル の読書会ページ
ラヴェル 著者:Echenoz,Jean 関口,涼子,1970- 出版社:みすず書房 (200710) ISBN-10:4622073323 ISBN-13:9784622073321
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意見、感想、コメントなど
P.23の気になるフレーズ
ラヴェルもまた、コンラッド同様、饒舌な方ではないので、一方が遠慮がちにもう一方の文学に興味を持っていると言い、もう一方が、他方の作曲している曲について知らないのを巧みに隠そうとするというような幾つかの心和む場面にも関わらず、二人の会話は少なからず不毛に進んでいった。この乾ききった情景の中で、ジャン=オーブリーは大忙しの救命士のように、無口な二人に代わる代わる人工呼吸を施そうとしていた。
総コメント数:2 投稿日時:2019-08-15 18:20:53
気になるフレーズへのコメント
1 |
ユーモラス この本は随所にこういうユーモアが鏤められていて、何もかもがお洒落だなぁと思います。是非蔵書に加えたいのですが、絶版になっているのか中古本にもすごく高値が付いていて、なかなか手が出ません… 投稿者:kukka55 投稿日時:2019-08-15 18:20:53 |
2 |
絶版なの?
kukka55さんにこの本を紹介してもらったとき、自分もアマゾンで調べました。 投稿者:goodbook 投稿日時:2019-08-17 05:33:36 |