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考える力 : 新しい自分を創る の読書会ページ

考える力 : 新しい自分を創る(9784759316520)

考える力 : 新しい自分を創る

著者:外山,滋比古,1923-2020

出版社:海竜社 (201902)

ISBN-10:4759316523

ISBN-13:9784759316520

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気になるフレーズの投稿一覧

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P.11 の気になるフレーズ

ものまねはやめよう。自分の責任で新しいことを考え出そう。

総コメント数:1 投稿日時:2019-11-24 11:43:03

P.18 の気になるフレーズ

失敗は成功のもと、というのとも違う。失敗なしに成功はない、とすべきかもしれない。

総コメント数:1 投稿日時:2019-12-03 05:37:24

P.22 の気になるフレーズ

人生には敵がつきものである。無敵を謳歌しているものは、苦難の敵とわたり合う力を身につけないまま、転落する。敵は案外、味方である。

総コメント数:1 投稿日時:2019-12-03 05:42:33

P.34 の気になるフレーズ

思考を育てるにはあまりよけいな本など読まないことである。ことに、すぐれた本は敬遠するほうが賢明である。いささか困った矛盾である。

総コメント数:1 投稿日時:2019-12-03 05:47:49

P.51 の気になるフレーズ

脚の速い人は、他人より先に人の行かないところへ着くことができる。その代わり、途中にある大事なことを見落とすおそれがある。頭の悪い脚ののろい人が、ずっと遅れてやってきて、苦もなく、足の速い人の見落としていった宝を拾っていくことがある。

総コメント数:1 投稿日時:2019-12-03 06:07:39

P.61 の気になるフレーズ

数人のメンバーで定期的に談論の会合をする。クラブをつくる。軽い食事をしたあとは話をたのしむ。似たような人間ではよろしくない。同じところで机を並べている、などというのは論外。仕事、年齢もバラバラな人間を集めるのは多少面倒だが、やってみるとこれがおもしろいのだ。

総コメント数:1 投稿日時:2019-12-03 06:14:28

P.74 の気になるフレーズ

読んで感銘を受けるのは、どこにいるかわからない人の書いた本だからである。著者ははるかな存在である。実際に会って読んだ印象が深まることはまずない。目の前の著者の与える印象は読書の印象とは、ときにまったく異なる。会ったときの印象は、より強烈、読んだときの感銘はつぶされることになり、幻滅のみがあとに残る。そういう愚かなことはしないのがよい――。それが、このことわざの心である。

総コメント数:1 投稿日時:2019-12-04 05:38:47

P.115 の気になるフレーズ

ヒュームは、いつもポケットにハガキ大の紙片を入れていたという。しゃべっている途中でも、これはと思ったことがあると、話をやめて、そのカードへメモを書き入れた。(中略)
そういうアイデアはひとり机に向かって考えているときの考えとは違い、活力があって生きている。あとでそれを見る人は、その不思議な迫力に打たれる。生きているアイディアは、その場ですぐとりおさえておかないとすぐ逃げてしまう。いったん姿を消した考えは二度とよみがえらない。ヒュームはそれを知っていたのだろう。人前をはばからず、メモしたのである。

総コメント数:1 投稿日時:2019-12-04 05:49:23

P.164 の気になるフレーズ

「あなた方には正直に言えば、論文は書けません。ただし書けなくとも書かなくてはいけません。論文にならなくても、その間の苦しみ、努力によって、必ず知的に進歩するはずです。うまく書こうなどと考えないことです。できるだけ頭を働かせて、自分の考えをまとめることに価値があります。とにかくまず、書くことです。書けば必ず書けます」

総コメント数:1 投稿日時:2019-12-05 05:48:27

P.198 の気になるフレーズ

古典に対してもっとも必要なことは話を文字通り受け取ることではなく、隠れた意味を引き出すことである。
解釈は、知識によって行われるのではなく、考えによって生まれる。

総コメント数:1 投稿日時:2019-12-05 05:52:08

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