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双極性障害と闘う : 患者として、新聞記者として の読書会ページ

双極性障害と闘う : 患者として、新聞記者として(9784895445788)

双極性障害と闘う : 患者として、新聞記者として

著者:熱海,芳弘,1963-

出版社:無明舎出版 (201403)

ISBN-10:489544578X

ISBN-13:9784895445788

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P.6 の気になるフレーズ

双極性障害は「うつ病」と同じ類によく勘違いされる。浮き沈みを生ずる病気などとも言われる。だが、いずれも真実を伝えてはいない。この病気は古くから「躁うつ病」と呼ばれてきた。

総コメント数:1 投稿日時:2019-11-18 05:51:37

P.7 の気になるフレーズ

夏目漱石や宮沢賢治も双極性障害だったのではないかとも言われている。

総コメント数:1 投稿日時:2019-11-18 05:55:17

P.15 の気になるフレーズ

「双極性障害」(躁うつ病。精神状態が不安定となり、「躁」と「うつ」を繰り返す病気で完治しない。「寛解」という安定状態を目指して治療する)

総コメント数:1 投稿日時:2019-11-19 06:17:48

P.18 の気になるフレーズ

「異変」はすさまじかった。K子と出かけたレストランで、注文を取りに来るのに遅れたウエートレスを、私は大声で叱責した。普段ならありえない。周囲もしんと静まった。
同じようなことが毎日のように続いた。私は何かにつけ、怒ることが多くなっていった。
そのころ、地元の郵便局に用事があって行った。一部の窓口に行列ができているのに、隣の窓口の職員は知らないふりをしていた。だから、一刀両断、私は雷を落した。
二階にいた局長が来て、謝罪したが、それでも怒りは収まらなかった。また、管轄エリアの市役所や町役場の記者発表資料の誤りがあると、広報担当者を執拗に追求した。
今、当時を冷静に振り返っても、尋常ではなかった。

総コメント数:1 投稿日時:2019-11-19 06:31:49

P.19 の気になるフレーズ

双極性障害の「躁」状態は、発症から1ヵ月経っても収まる気配は全くなかった。
その時の私は、一種の「万能感」に浸っていた。だから、瀬戸のある選挙区から衆議院議員に立候補することなど、到底、常識では考えられないことを思いめぐらせていた。

総コメント数:1 投稿日時:2019-11-19 06:39:33

P.36 の気になるフレーズ

双極性障害は、「うつ病」と誤診され、適切な治療を行わないまま、抗うつ剤を飲み続けていると、「躁転」(普通の精神状態、または「うつ」状態から「躁」状態に転じること)の可能性が高まる。この判断は精神科医のさじ加減で決まるが、見極めはかなり難しいらしい。

総コメント数:1 投稿日時:2019-11-21 06:09:43

P.39 の気になるフレーズ

私は、根っからの「東北人」ということもあって、仕事以外ではあまり口数が多くはない。
だが、「躁」状態になると病状の一つである「多弁行為」(いつもより、よく話すこと)が出る。だから、K子は病気をすぐ察知したわけだ。

総コメント数:1 投稿日時:2019-11-21 06:15:03

P.47 の気になるフレーズ

いろいろ調べたが、先進国の中で日本ほど精神医療・福祉の遅れた国はないと思うに至った。

総コメント数:1 投稿日時:2019-11-21 06:20:08

P.52 の気になるフレーズ

だいたい一日置きの入浴なのだが、「躁」状態ということもあり、私は入浴があることさえ、気に留めていなかった。入院して一週間後、私の受け持ちの女性看護師が言った。
「ここに入院して何回入浴しましたか?」「えーと、まだ一回も」「では、今日は入りましょうね」と言われ、我に返った。

総コメント数:1 投稿日時:2019-11-23 06:02:18

P.69 の気になるフレーズ

精神疾患は特殊な人がかかるわけではない。

総コメント数:1 投稿日時:2019-11-25 05:56:06

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