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双極性障害と闘う : 患者として、新聞記者として の読書会ページ

双極性障害と闘う : 患者として、新聞記者として(9784895445788)

双極性障害と闘う : 患者として、新聞記者として

著者:熱海,芳弘,1963-

出版社:無明舎出版 (201403)

ISBN-10:489544578X

ISBN-13:9784895445788

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P.18の気になるフレーズ

「異変」はすさまじかった。K子と出かけたレストランで、注文を取りに来るのに遅れたウエートレスを、私は大声で叱責した。普段ならありえない。周囲もしんと静まった。
同じようなことが毎日のように続いた。私は何かにつけ、怒ることが多くなっていった。
そのころ、地元の郵便局に用事があって行った。一部の窓口に行列ができているのに、隣の窓口の職員は知らないふりをしていた。だから、一刀両断、私は雷を落した。
二階にいた局長が来て、謝罪したが、それでも怒りは収まらなかった。また、管轄エリアの市役所や町役場の記者発表資料の誤りがあると、広報担当者を執拗に追求した。
今、当時を冷静に振り返っても、尋常ではなかった。

総コメント数:1 投稿日時:2019-11-19 06:31:49

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気になるフレーズへのコメント

1

「躁」状態とは

自分は「躁」状態と言うものを勘違いしていました。
これまで、「喜怒哀楽」で言えば、
 うつ → 「哀」が深くなったイメージ
 躁 → 「楽」が深くなったイメージ
を持っていました。
だから、「躁」状態って何が問題なのかなと思っていました。

でも、このフレーズを読んで自分の「躁」のイメージは違うことが分かりました。
 躁 → 「怒」が深くなったイメージ
なんですね。

そういうふうに理解すると、「うつ」の大変さだけでなく、
「躁」状態の大変さもだんだんわかってきた気がします。

投稿者:goodbook 投稿日時:2019-11-19 06:31:49