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ゴドーを待ちながら(9784560071830)

P.200 の気になるフレーズ

英語のGodにフランス語の相性的縮小辞-otをつけたもの(つまりチャップリンがフランスでCharlotと呼ばれるように〈神〉を喜劇的にもどくとGodotになる)という解釈がやはり有力であろう。ただしGodeauは実在するフランス語名前であり、当時有名だった競輪選手、あるいはバルザックの作中人物などを出典の擬する論者もいる。ついでに、ベケットの乗った飛行機が離陸するとき「本便のパイロットはゴドーでございます……」というアナウンスがあって『ゴドー』の作者は青ざめて席を去ろうとした、という挿話がある。

ゴドーを待ちながら(9784560071830)

総コメント数:2 投稿者:goodbook 投稿日:2019-08-05 05:25:14

形象と時間 : 美的時間論序説(9784061593183)

P.66 の気になるフレーズ

  夏草や兵どもが夢の跡
(中略)
P68
この句は、眼前に青々と茂る「夏草」の現前的イマージュから、「兵どもが夢」という不在の深みのなかに一瞬落ちこみ、そしてまた「跡」という言葉によって、現在のこの場所、いま·ここに立ち戻って来る、という意識の運動を喚起するのである。現前から不在へ、不在から現前へと移行することによって、この句は、それ自体が回帰する時間を構造として有しているといってもいいであろう。

形象と時間 : 美的時間論序説(9784061593183)

総コメント数:2 投稿者:kukka55 投稿日:2019-08-04 19:33:02

形象と時間 : 美的時間論序説(9784061593183)

P.76 の気になるフレーズ

シャトーブリアンによれば、「時の仕業」としての廃墟にはなんら不快なところがない。なぜならそこには長年にわたる自然の作用があって、建物の残骸には花が咲き、墓には鳩が巣をつくっているからである。自然はたえず再生しながら、死を生の最も甘美な幻想で取り囲むのだ。これに対して「人間の仕業」としての廃墟は、廃墟というよりはむしろ損害であって、それが呈示しているのは虚無の形姿(イマージュ)でしかなく、回復力をもっていない。歳月の仕業ではなく不幸の仕業であるから、それは青年の頭にある白髪みたいなものだ。人間による破壊は、歳月による破壊よりもずっと暴力的で完璧なのだ。

形象と時間 : 美的時間論序説(9784061593183)

総コメント数:2 投稿者:kukka55 投稿日:2019-08-04 19:31:11

形象と時間 : 美的時間論序説(9784061593183)

P.71 の気になるフレーズ

いや、むしろ、「芸術は、われわれがこれを人工であると知りながら、にもかかわらずわれわれに自然であるかのように見える場合にのみ美と称せられる」(『判断力批判』四五節)

形象と時間 : 美的時間論序説(9784061593183)

総コメント数:1 投稿者:kukka55 投稿日:2019-08-04 19:18:57

形象と時間 : 美的時間論序説(9784061593183)

P.66 の気になるフレーズ

  夏草や兵どもが夢の跡
(中略)
P68
この句は、眼前に青々と茂る「夏草」の現前的イマージュから、「兵どもが夢」という不在の深みのなかに一瞬落ちこみ、そしてまた「跡」という言葉によって、現在のこの場所、いま·ここに立ち戻って来る、という意識の運動を喚起するのである。現前から不在へ、不在から現前へと移行することによって、この句は、それ自体が回帰する時間を構造として有しているといってもいいであろう。

形象と時間 : 美的時間論序説(9784061593183)

総コメント数:2 投稿者:kukka55 投稿日:2019-08-04 19:03:24

ゴドーを待ちながら(9784560071830)

P.222 の気になるフレーズ

ベケットはアウグスティヌスの著作のどこかで(注釈略)、「慢心するなかれ、泥棒の一人は地獄に堕ちた。絶望するなかれ、泥棒の一人は救われた」という文に出会って、いたく感銘を受けた。その余韻がここにこういう形で現れたのだが、この言葉についてのベケットのコメントは単に「この文章は美しい形をもっている」ということだけである。

ゴドーを待ちながら(9784560071830)

総コメント数:1 投稿者:kukka55 投稿日:2019-08-03 16:12:56

ゴドーを待ちながら(9784560071830)

P.220 の気になるフレーズ

 急いで断っておくが、議論や解釈がむだだというのではない。無数の解釈が生まれ、すれちがい、ゆらめき、消尽されていく、その過程がまさにこの作品を観たり読んだりする経験の実体にちがいないのだ。だから、解釈はたぶん多いほどいい。それだけ、すれちがいのエネルギー、ゆらめきのゲーム、消尽のスリルが大きくなる理窟だから。

ゴドーを待ちながら(9784560071830)

総コメント数:2 投稿者:kukka55 投稿日:2019-08-03 15:52:38

ゴドーを待ちながら(9784560071830)

P.200 の気になるフレーズ

英語のGodにフランス語の相性的縮小辞-otをつけたもの(つまりチャップリンがフランスでCharlotと呼ばれるように〈神〉を喜劇的にもどくとGodotになる)という解釈がやはり有力であろう。ただしGodeauは実在するフランス語名前であり、当時有名だった競輪選手、あるいはバルザックの作中人物などを出典の擬する論者もいる。ついでに、ベケットの乗った飛行機が離陸するとき「本便のパイロットはゴドーでございます……」というアナウンスがあって『ゴドー』の作者は青ざめて席を去ろうとした、という挿話がある。

ゴドーを待ちながら(9784560071830)

総コメント数:2 投稿者:kukka55 投稿日:2019-08-03 12:59:13

さよならまでの読書会 : 本を愛した母が遺した「最後の言葉」(9784152093905)

P.12 の気になるフレーズ

多くのブッククラブと同様、登場人物の人生だけでなく、自分自身の人生についても語りあった。作品について深く掘りさげることもあれば、ふと気づけばその本ともそれを世に送り出した著者ともほとんど関係のないことを話していることもあった。

さよならまでの読書会 : 本を愛した母が遺した「最後の言葉」(9784152093905)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-08-03 07:27:10

リカ(9784344404397)

P.114 の気になるフレーズ

〝十二件の伝言をお預かりしています〟

リカ(9784344404397)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-08-03 07:18:11

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