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P.91 の気になるフレーズ こうして年月は積もっていくが、思うようにならない身の上を嘆きつづけている身には、べつに年が改まったとしても、うれしいわけではない。相変わらずはかない日常であることを思うと、こんなことを書きしるしていることも、あるかなきかの感じがして、ちょうど「かげろうの日記」とでも名づけたらよいのであろう。 現代語訳 蜻蛉日記(9784006022259) 総コメント数:2 投稿者:kukka55 投稿日:2019-06-10 10:20:21 |
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P.67 の気になるフレーズ
四月のころ、賀茂の祭りを身に出かけたが、思いがけなく時姫の方でも来て、祭りの中にいるのであった。それらしいと見たので、その前に自分の車を止めた。行列を待つ間の所在なさに、橘の実があったのに葵をかけて、 現代語訳 蜻蛉日記(9784006022259) 総コメント数:2 投稿者:kukka55 投稿日:2019-06-10 10:05:20 |
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P.34 の気になるフレーズ このように日がたっていくうちに、年も変わり、けっこうずくめに扱われていたあの町の小路の女の所では、子を生んでから、いや気がさされてしまったようなので、いじの悪い考えから、生き長らえさして私が悩んでいるように反対に苦しませてやりたいと思っていたのだが、そんな結果になってきて、はては大騒ぎして生んだ子どもも死んでしまったのであった。この女は孫王の下賤な女に生ませた御子の落胤で、話にならない悪い素性なのだ。ただこの節の事情を知らぬ人がちやほやしたので、こんなに羽振りがよかったのだが、急に見捨てられてしまったので、どんな気持ちでいるのだろうか。私の悩みよりももっとよけいに悩んでいるだろうと思うと、今こそ胸のつかえがおりるようであった。 現代語訳 蜻蛉日記(9784006022259) 総コメント数:1 投稿者:kukka55 投稿日:2019-06-10 09:26:00 |
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P.7 の気になるフレーズ どうして川には行かなかったのかな。川の渦と澪、風と波、淵と深みに茂る水草が怖かったからさ。それとも川なんてなかったのかな。そうかもね。でもあの川は何て名前だったっけ。その川の名前はね。 馬鹿たちの学校(9784309205533) 総コメント数:3 投稿者:kukka55 投稿日:2019-06-10 08:45:01 |
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P.88 の気になるフレーズ 人をよく観察すれば、その人のことを本人よりもよく知ることになる デーミアン(9784334753559) 総コメント数:4 投稿者:kukka55 投稿日:2019-06-10 08:38:24 |
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P.31 の気になるフレーズ 許しを乞う。なんてすてきな響きだろう。心引かれる。だけど、できやしない。できないと、わかっていた。秘密を抱えてしまったんだ。罪をひとりで背負わなければならない。 デーミアン(9784334753559) 総コメント数:3 投稿者:kukka55 投稿日:2019-06-10 08:25:22 |
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P.14 の気になるフレーズ ドコドンドンどうしたんだいドコドンドン何なのドコドンドン何なのドコって誰なのそこにいるのは誰なのドンさ何処あそこさあそこさあそこさ白のヴェータちゃんシロヤナギシロヤナギたち枝あそこ窓の向こうのあの家でドコドンあの誰のこと何のことヴェートカのことシロヤナギの風のことチリトテチンチン電車でんしゃんパン今晩は乗車券を拝見じょうしゃけんですよ無いってなんです買い忘れてレーテない忘レーテの河なかったお客さんには色のシャンパンヴェータ色アルファ色ヴェータガンマなどなど何その先が分んないのは誰一人僕らにギリシャ語のいろはを教えたがらなかったからだよありゃ連中にすりゃ許しがたい間違いさあの連中のせいで僕らはまともに一艘の舟も数えられないんだからね疾駆するヘルメスは花に似てるけどここんとこそこんとこここんとこ岬はホーン頭吹き飛ばして太鼓はもちろん叩くんだよドコドンドンとね質問だけどこれって車掌なの? 馬鹿たちの学校(9784309205533) 総コメント数:2 投稿者:goodbook 投稿日:2019-06-09 07:17:10 |
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P.13 の気になるフレーズ だが、枝は花弁を閉じて眠ったままで、列車たちがレールの接合部の躓いたとしても、どうしたって枝の目を覚ますことも出来なければ、ひと雫の露さえ振るい落とすことも出来ない――眠れ眠れクレオソートの染み込んだ枝よ朝に目覚めよ、花開かせて咲き誇れ花弁を腕木信号機の目玉に振り掛けよ木製の心臓の拍子に合わせて踊りつつ駅毎に笑え乗客と出発客に身を売ってしまえ泣け喚け鏡張りのコンパートメントで裸になりながら君の名前は何て言うのあたしの名前はヴェートカよあたしアカシアのヴェートカよあたし鉄道のヴェートカっていうのあたしナイチンゲールって名前の優しい鳥の子を孕むヴェータよ次の夏と貨物車に孕まされたのほらさああたしを持ってってどうせあたしなんか花を散らすんだし全然高くなんかないんだしあたし駅で買ったら一ルーブルとしないわ切符で身を切り売りしてるのよなんならキセルして乗ってけばいいわ検札官は回ってこないの… 馬鹿たちの学校(9784309205533) 総コメント数:2 投稿者:goodbook 投稿日:2019-06-09 07:08:52 |
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P.10 の気になるフレーズ ――ちなみに、そのお隣さんの苗字を覚えているかい。覚えてないし、そんなすぐには思い出せないよ、名前を覚えるのは苦手だし、それに大体、そんな名前とか苗字ばっかり覚えたって何の意味があるってんだよ――そうだろ?そりゃそうだけど、でも、苗字を覚えていたなら、話が早いってもんじゃないか。だけど苗字は仮名にしたって構わないさ、苗字なんて――どのみち――全部仮のものだし、たとえそれが本物だとしても。でも逆に、ある人のことを仮の苗字でよんでみろよ、そうしたら僕らがさも何かの作り話で他人に嘘を言って騙そうとしてるって思われるさ、(後略) 馬鹿たちの学校(9784309205533) 総コメント数:2 投稿者:goodbook 投稿日:2019-06-09 06:58:46 |
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P.7 の気になるフレーズ どうして川には行かなかったのかな。川の渦と澪、風と波、淵と深みに茂る水草が怖かったからさ。それとも川なんてなかったのかな。そうかもね。でもあの川は何て名前だったっけ。その川の名前はね。 馬鹿たちの学校(9784309205533) 総コメント数:3 投稿者:goodbook 投稿日:2019-06-09 06:50:39 |
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