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読書と教育(9784768458556)

P.222 の気になるフレーズ

現在の政界・官界・経済界のなかにも確かに優秀なエリートはたくさんいる。だが、古典や小説の類はあまり読んでいそうにない。多くの政治家たちは目先の利害調整に憂き身をやつし、日常的な権力闘争に明け暮れて、長いスパンで考える思想や哲学に触れる訓練がなされていない。小学生のときから塾通いに追われ、中学・高校と厳しい受験戦争に勝ち抜かなければその地位につくことができないのだから、当然ではあろう。学歴が高くても、書物や活字をまったく寄せ付けない人も少なくない。

読書と教育(9784768458556)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-13 04:59:39

読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡(9784768458556)

P.219 の気になるフレーズ

人と人が向き合い「教え、育む」という教育はどのように築いていくべきか。教育は「自己」と「他者」について正しく知ること、言葉で考えることから始まるのは言うまでもない。

読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡(9784768458556)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-13 04:50:26

読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡(9784768458556)

P.217 の気になるフレーズ

学校教育では哲学や宗教をめぐって考える時間はなく、生き方を問う言葉は意外にも避けられている。生き方を考えることは受験勉強をしている若い人に疑問を投げかけることにつながりかねず、考えるのは進学先が決まってからでいい、と先送りするように社会や家庭から若い人に無言の圧力がかけられている。

読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡(9784768458556)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-13 04:45:55

読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡(9784768458556)

P.160 の気になるフレーズ

「人生や時間は不可逆だ。ノートへの抜き書きは、時間を異にする自分の思考との出会いを確実にする記録である」と棚町は言い、「抜き書きを重ねていくことにより読書センスが養われていく」と繰り返し強調した。

読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡(9784768458556)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-12 12:30:11

七つのからっぽな家(9784309207704)

P.154 の気になるフレーズ

全部があっという間だった。パパがこっちを見てわたしの名前を叫び、数秒後にはあのお巡りさんと、どこから出てきたのかわからないあと二人のお巡りさんわたしたちの近くにいた。彼はわたしを離したけれど、わたしは数秒のあいだ彼に向かって手を差し出したままだった。お巡りさんたちは彼を取り囲んで、乱暴に押さえつけた。

七つのからっぽな家(9784309207704)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-12 12:21:07

読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡(9784768458556)

P.141 の気になるフレーズ

Don't teach your students engineering:teach them to be engineers!
(技術を教えるのではなく、技術者になることを学生に教えるべきだ!)

読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡(9784768458556)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-12 06:28:22

ティファニーで朝食を(9784102095089)

P.29 の気になるフレーズ

ぼくは映画を見てから家に帰り、バーボンのナイトキャップを手にベッドに入り、シムノンの最新刊を開いた。これ以上はくつろげないというくらいくつろいだ気分になっていたので、胸の中で不穏な気持ちが広がっていくことに、長いあいだ気がつかなかった。心臓がどきどき音を立て始めて、やっとそれに思い当たった。そういう胸騒ぎについて僕は本で読んだこともあったし、文章に書いたこともあったのだが、実際に体験するのは初めてのことだ。それは自分が見られているという気配だった。部屋の中に誰かがいるという気配だった。そのとき突然、窓をこんこんと叩く音がした。幽霊のような灰色の影がちらりと見えた。

ティファニーで朝食を(9784102095089)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-09 05:55:15

読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡(9784768458556)

P.72 の気になるフレーズ

『平家物語』だったかのとき、「四条烏丸の邸」云々というところで、絶句赤面された。しばらくあって、あっけにとられているわれわれ悪童に、衷心より恥かしそうに「まことに相すまぬことです。うっかりして、とんだことをしました。四条と烏丸通りの角の邸といえば四ヵ所が考えられる。その何の角か調べるのを失念しました。お恥かしいことです」と断られたのには、一同唖然たるとともに先生の学究としての良心に打たれたものである。

読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡(9784768458556)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-08 05:29:57

読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡(9784768458556)

P.21 の気になるフレーズ

棚町の授業方針は、
・必読書のカリキュラム
・原典主義
・作文教育の超重点化
であった。試験は当初、読書感想文一本に絞っていた。
だが、数年後、読書ノート方式に切り替えていく。学生が印象に残った文章を抜き書きすることを求め、なぜその文章が気に留まったのか、時間をおいて向き合うことを勧めた。学生に感想文を書かなくてはいけないという負担感を与える前に、まずは「読むこと」を優先させた。

読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡(9784768458556)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-07 05:42:51

読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡(9784768458556)

P.19 の気になるフレーズ

脇目もふらずあくせく勉強したあと、どんな人生が待ち受けているのだろうか――。単調な受験生活を想像するだけでも、耐えられない気持ちになった。そんなとき、十五歳から二十歳までの間、伸び伸びと過ごせそうな高専は魅力的に見えた。

読書と教育 : 戦中派ライブラリアン・棚町知彌の軌跡(9784768458556)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-07 05:31:31

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