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叶えられた祈り(9784102095072)

P.70 の気になるフレーズ

「そんなこと誰にもできないことよ。大人になるなんて。あなたが考えている大人になるっていうことは、知性だけのひからびた服を着た人間になるってことなの? 羨望とか悪意とか貪欲さとか罪とか、そうした欠点をみんななくしてしまうということ? そんなこと不可能よ。(後略)」

叶えられた祈り(9784102095072)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-03 05:57:28

叶えられた祈り(9784102095072)

P.37 の気になるフレーズ

私はなにも自分の作品がツルゲーネフやフローベールのものに匹敵するものだとは考えていないが、それでもどれも無視することができない内容を持ったものだとは自負していた。しかし誰も批判すらしなかった。誰か批判でもしてくれたらまだよかったと思う。そのほうが、なんとなく無視され、何の言葉もないより苦痛は少ない。

叶えられた祈り(9784102095072)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-02 05:56:09

叶えられた祈り(9784102095072)

P.37 の気になるフレーズ

「この書名は内容によく合っているわ。アヴィラの聖テレサの言葉よ。『叶えられなかった祈りより、叶えられた祈りのうえにより多くの涙が流される』。正確な引用かどうか自信がないけど、それはあとで調べられるわ。重要なのは、私が理解する限りあなたの作品に流れているテーマは、叶えられる筈のない目的を持った人間たちが、その目的に押しつぶされ、ますます絶望を強め、早めてゆく、というものだということ」

叶えられた祈り(9784102095072)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-02 05:45:38

叶えられた祈り(9784102095072)

P.27 の気になるフレーズ

しかし、アリス・リー・ラングマンは彼女たちとはタイプの違う、完璧な存在だった。両性具有者の特徴があり、光り輝いていた。彼女には、あらゆる領域を超えてその魅力が伝わっていくある種の人々に共通すると思われる、あの性的に両義的なオーラがあった。これは女性だけに限られた神秘的雰囲気というわけではない。たとえばヌレエフにはそれがあったし、若いころのマーロン・ブランドにもエルヴィス・プレスリーにもあった。モンゴメリー・クリフトとジェームズ・ディーンにもあった。

叶えられた祈り(9784102095072)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-02 05:34:31

百歳までの読書術(9784860112745)

P.267 の気になるフレーズ

老人力をばかにしてはいけない。
力を抜くというのは、力をつけるよりも難しいのだ。力をつけるのだったら何も考えずにトレーニングの足し算だけで、誰でも力はつく。問題はその力を発揮するとき、足し算以外に、引き算がいるんだけど、これが難しい。

百歳までの読書術(9784860112745)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-01 05:16:45

百歳までの読書術(9784860112745)

P.257 の気になるフレーズ

君たちにとってよいものが、僕にもよいとは限らないさ、と私は言った。いまのままで何の不満もないのに、どうして変えなくちゃいけない?

百歳までの読書術(9784860112745)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-01 05:12:00

百歳までの読書術(9784860112745)

P.233 の気になるフレーズ

露伴とおなじく花田も尋常ではない本好きだった。その花田が中年になって、ふいに『鳥獣戯話』『小説平家』『室町小説集』などの、キテレツな歴史小説を書きはじめる。どれも露伴に似て書臭紛々たる作品(小説とも手のこんだエッセイともつかぬもの)で、書くのに膨大な本とのつきあいを必要とする。そんな作業を十年ほどつづけて、もしかしたら花田は、そこでの「重くひつそり」とした「勉強」が、つまり「書くこと」への奉仕を義務づけられた「読むこと」が、どことなく空しく感じられるようになっていたのかもしれない。

百歳までの読書術(9784860112745)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-10-01 05:05:18

百歳までの読書術(9784860112745)

P.186 の気になるフレーズ

戦争体験を若い世代に伝えるというが、そういうことが可能かどうか。ちがう文化圏に生きている人間が意志を通じあえるか。各時代がそれぞれの神に接しているように、各世代はそれぞれの文化に生きているのだ。
世代と世代とが断絶してしまったのなら、それを埋めようとしてもむだだ。人は自分の世代に忠実であるしかない。

百歳までの読書術(9784860112745)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-09-29 15:26:44

百歳までの読書術(9784860112745)

P.163 の気になるフレーズ

七十代とちがって、六十代の死はなかば覚悟の無念死であるほかない。

百歳までの読書術(9784860112745)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-09-29 15:21:08

百歳までの読書術(9784860112745)

P.90 の気になるフレーズ

この突然おそってくるこころもとなさが、宮田さんをひさしぶりに図書館に向かわせる。インターネットではだめ。その場その場の短命な情報のやりとりには向くが、万人のこころの安定を保証してくれる「記憶の貯蔵庫」として頼るには、まだまだ貫禄が足りない。

百歳までの読書術(9784860112745)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-09-29 15:15:42

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