自宅で参加できる読書会
NO. 00445681 DATE 2024 04 30

Web読書会サイト「RETHAC」とは

Web上で読書会を行うサイトです。
時間も場所も選ばずにいつでもどこからでも
読書感想や意見を交換することができます。

「初めての方へ」より

登録して今すぐ参加する(無料)

本の検索

これまで紹介された気になるフレーズ

最新情報

新着記事順

新着書籍順

投稿数順

キーワードを設定して記事を絞り込む

[1]  << 前へ  171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 | 180 |  次へ >>  [399]

カラマーゾフの兄弟(1)(9784334751067)

P.103 の気になるフレーズ

あなたがいまご覧になっているのは、道化、ほんものの道化でございます! 情けないことに、これは昔からの習慣でして! ときどき、場違いな嘘をつきますのも、わざとやることでして、つまり、人を笑わせたい、気に入られたいという気持ちからなんですよ。だって人はやはり、気に入られなくては生きてけませんからね、そうでしょうが。

カラマーゾフの兄弟(1)(9784334751067)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-02-24 06:24:12

カラマーゾフの兄弟(1)(9784334751067)

P.99 の気になるフレーズ

ゾシマ長老は、見習い僧とアリョーシャをともなって部屋に入ってきた。二人の修道司祭は立ち上がり、地面に指が触れるぐらい深々とお辞儀をしてから十字を切り、長老の手に口づけをした。彼らに祝福を与えると、長老は彼らそれぞれに、指が地面に触れるぐらい深いお辞儀を返し、彼らに自分のための祝福を求めた。こうした一連の儀式が、ひじょうに真面目に、なにか日常的な礼儀とはとても思えない特別な感情をこめて行われた。それでもミウーソフには、すべてが他人を感動させるためわざと仕組まれた演技のように思えた。

カラマーゾフの兄弟(1)(9784334751067)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-02-23 07:27:08

カラマーゾフの兄弟 1(9784334751067)

P.76 の気になるフレーズ

そう、彼はよくわかっていた。労苦と悲哀、そしてなんといっても、いつの世も変わらない不正や、自分だけでなく、全人類のたえざる罪に苦しめられているロシア民衆のおだやかな魂にとって、聖物もしくは聖人の姿を目にし、その場にひれ伏して拝むこと以上に大きな望みや慰めはないのだ。

カラマーゾフの兄弟 1(9784334751067)

総コメント数:2 投稿者:goodbook 投稿日:2019-02-23 07:15:30

教育という病 : 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」(9784334038632)

P.96 の気になるフレーズ

被虐待の子どもにとっては、「ありがとう」などとはとても言えない状況が、家庭内でたびたび繰り返される、あるいは常態化している。そうした子どもたちに保護者への感謝を強要するのは拷問のようなものである。
しかも、子どもたちはそこから逃れることはできない。まだ、「おうちに帰ったらちゃんと家族に『ありがとう』と言いなさい」というだけであれば、強制はされるけれども、そこから逃げるチャンスがある。だが、2分の1成人式は、クラスあるいは学年全体で集団としておこなわれる。公開の場において、感謝が強制されるのである。

教育という病 : 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」(9784334038632)

総コメント数:3 投稿者:goodbook 投稿日:2019-02-23 07:09:19

教育という病 : 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」(9784334038632)

P.96 の気になるフレーズ

被虐待の子どもにとっては、「ありがとう」などとはとても言えない状況が、家庭内でたびたび繰り返される、あるいは常態化している。そうした子どもたちに保護者への感謝を強要するのは拷問のようなものである。
しかも、子どもたちはそこから逃れることはできない。まだ、「おうちに帰ったらちゃんと家族に『ありがとう』と言いなさい」というだけであれば、強制はされるけれども、そこから逃げるチャンスがある。だが、2分の1成人式は、クラスあるいは学年全体で集団としておこなわれる。公開の場において、感謝が強制されるのである。

教育という病 : 子どもと先生を苦しめる「教育リスク」(9784334038632)

総コメント数:3 投稿者:aiai 投稿日:2019-02-22 16:31:57

カラマーゾフの兄弟 1(9784334751067)

P.72 の気になるフレーズ

アリョーシャは長老に気に入られ、同じ僧庵で寝起きをともにすることが許されるようになった。ひとこと注意しておくが、当時アリョーシャは、修道院に暮らしているといってもなんら拘束を受けておらず、好きなところへ勝手に、一日中あるいは何日でも出かけることができた。

カラマーゾフの兄弟 1(9784334751067)

総コメント数:1 投稿者:goodbook 投稿日:2019-02-22 05:21:53

失われた時を求めて 1 (スワン家のほうへ 1)(9784003751091)

P.219 の気になるフレーズ

私自身が同じような文章を書くと、頭のなかで見据えているものが正確に反映されているかが気にかかり、それと「そっくり」にならないのが恐ろしく、自分の書きものが果たして心地よいものなのかと疑問視する時間がありすぎるのだ!

失われた時を求めて 1 (スワン家のほうへ 1)(9784003751091)

総コメント数:2 投稿者:goodbook 投稿日:2019-02-21 05:42:44

カラマーゾフの兄弟 1(9784334751067)

P.26 の気になるフレーズ

じっさいフョードルは一生をとおして芝居を打ち、人前で急に何か思いがけない役どころを演じるのが好きだった。しかも大事な点は、ときとしてなんの必要もないのに、たとえば今度の場合のようにそれが自分の損になるとわかっていてなおかつ芝居を打つのである。もっともこういう性向というのは、べつにフョードルひとりに限られたものではなくて、非常に多くのきわめて知的な人々にもしばしば見うけられるものだ。

カラマーゾフの兄弟 1(9784334751067)

総コメント数:5 投稿者:goodbook 投稿日:2019-02-21 05:32:24

失われた時を求めて 1 (スワン家のほうへ 1)(9784003751091)

P.219 の気になるフレーズ

しかし実際のところ、私がほんとうに好きだったのは、そのような文章や思想だけであった。私が不安や不満を抱いて努力したこと自体、愛着の証拠であり、楽しくはなくても心底から愛着をいだいている証拠だったのである。そのようなわけで他人の作品で突然そのような文章に出会うと、もはや良心のとがめや厳しい目は存在せず、自分自身を苦しめる必要もないので、愛着にうっとり身を任せることができた。

失われた時を求めて 1 (スワン家のほうへ 1)(9784003751091)

総コメント数:1 投稿者:kukka55 投稿日:2019-02-20 15:13:52

失われた時を求めて 1 (スワン家のほうへ 1)(9784003751091)

P.219 の気になるフレーズ

私自身が同じような文章を書くと、頭のなかで見据えているものが正確に反映されているかが気にかかり、それと「そっくり」にならないのが恐ろしく、自分の書きものが果たして心地よいものなのかと疑問視する時間がありすぎるのだ!

失われた時を求めて 1 (スワン家のほうへ 1)(9784003751091)

総コメント数:2 投稿者:kukka55 投稿日:2019-02-20 15:03:34

[1]  << 前へ  171 | 172 | 173 | 174 | 175 | 176 | 177 | 178 | 179 | 180 |  次へ >>  [399]